近ごろ、ご飯を食べるとどわっと汗が出てきます。
これは、代謝が良くていいことなのか、
年齢的に自律神経系が変調をきたしているからなのか。
どっちだろうなぁ、と思いながら、
カッ!と熱くなる背中を感じながら、がつがつとご飯を食べています。
ご飯はおいしいし、代謝がいいに、違いない。
そう思うことにしよう!
先日のお出かけ教室に来たお子さんと色々なワークをする中で、
ひとりのお子さんが「練習的なことをするのがキライなんだぁ〜」と言っていました。
そのお子さんは、モノを引っぱったり、押したりするのも力が入らず、
引っぱってもモノがすぐに手から離れてしまう、押してもちょっとした力で押し返されてしまう、
そんな身体の使い方をしていました。
身体の使い方だけではなくて、学校や生活、
色々な場面で「練習すればできる!」と言われて、これまでやってきたのかな。
でも、うまくいかないことばかりで、嫌になっちゃったのかな?
そんなことを思いながらも、引っぱる力や押す力が少しでも発揮できるように、
「練習してみよう!」と遊びながらワークを進めて行きました。
30分くらい遊びのワークをやって、再び引っぱったり、押したりする遊びをすると、
本人もびっくりするくらい、ぎゅっと、力が入るようになっていました。
すると、
「そうか、今まで、手だけで引っぱったり、
力が弱いと思ってたから、頭でも押したりしてたけど、違うんだね。」と
本人が自分で自分を分析していました。
そして、
「練習て、できるためにしたほうがいいってことかぁ〜」と、
にっこりしていました。
「練習しなさい、練習しよう!」という教える側は、少しでも上達するようにと思ってやっていることも、
子どものほうで、練習によって上達したところが自分でフィードバックできなかったり、
自分の思う到達点と違う結果だったりすると、練習の意味や意義が汲み取れないのかもしれませんね。
さっきより、引っぱる力が強くなった!
押し返す力が強くなった!というのは身体の実感としても、
子ども自身で捉えやすいのかもしれないですね。
これをきっかけに、お子さんが少し、「色々なことを練習してみようかな」と思えたら、
うれしいことだなぁ、と思うことでした。