日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

冬毛の李。

2017-10-22 23:50:04 | 日記
 台風が大変かな、と思っていた週末でしたが、
こちらはちょっと風があるかな、くらいで済んでいます。

 台風の風は、少しずつ寒さを運んでくるのかもしれないですね。

 近ごろ、李は朝晩の猫のご飯を残し、
「おやつちょうだい」と台所にいる私の足元で、じっっと座っていることがあります。

 李は、以前も紹介しましたが、
猫カフェで生活していた猫で、そこのオーナーが突然、猫を置き去りにしていなくなり、
他の猫と共に生死を彷徨い、助け出された猫です。

 李は、救出されてから、割りと早い時期に我が家に来ました。
来たときは、出されたものは何でも食べるし、残っているものも食べる猫でした。


 猫のトイレの砂を食べてしまうことがあり、
それを避けるために、お皿には常にご飯を入れておくようにしていました。
そうすると、入れたら入れただけ食べてしまい、そのまま吐くこともありました。

 また、ノミアレルギーで抜けた毛や肌の状態を見るために、
李に手を伸ばすと、大急ぎで逃げようとするので触ることが難しい感じの猫でした。

 今、うちに来て3ヶ月半。
ご飯の好き嫌いが出てきて、「これ、食べるの?」というような顔で、
こちらをじぃーーーっと見ていることがあります。

 また、そおっ〜〜っと、耳の後ろ、首の辺りをなでると、
ぐるぐるぐるぐる、機嫌よく喉を鳴らします。

 そんなことを繰り返していたら、あるときから、
朝の「お腹が減ったよー」のときや仕事から帰ったときなど、
近くにやってきて、私の足首の辺りを噛むようになりました。

 噛まれて、「なんだ!?」とびっくりしてみると、
上目遣いでこちらを見ています。

 そういう一種の甘えるような意思表示もするようになってきました。
それでも、正面から手を出すと、首をすくめたり、顔をうしろに引いて触られないようにします。

 ああ、一体、どんな扱いをうけてきたのかな、
そんなことを思わずにはいられません。

 それでも、足をのびのび伸ばして、
半目をあけて熟睡する姿を見ながら、少しずつ、少しずつ、
傷を癒して、ゆっくりと良い猫人生を歩んでね、と思います。

 もちろん、他の猫たちも、ね。
コメント
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