なんだか梅雨に入ったの?という感じの日々。
気温は低めだが湿度高め。
猫もお腹を下す子、吐く子と体調が不安定です。
来れ!
清々しき晴れ間!
子どもたちと遊んでいると、
これまで見向きもしなかったものに目をやり、
遊び出すことがある。
先日、一緒に遊んでいた子は、
これまでマトリョーシカの缶に気がついてもいなかった。
それが、気がつくと振って中身を確認。
音がするから、中がある!と思ったのだろう。
開けて、並べていた。
ここまでの一連の流れに、
その子の外への興味の扉がいよいよ開いたんだなぁと嬉しくなった。
これまでは、
ハンモックに揺られたり、
気分が安定しなければ、ずっとおんぶや抱っこで過ごすこともあったお子さん。
気持ちが乗っているときも、
どちらかというと、うろうろ、ばたばた、
ルーティン的な動きが多く、
本人の中での感覚を味わう感じの遊び方だった。
こちらがその感覚遊びに
うまく乗ると嬉しそうに、
「おー、わかる?この感じが〜」と
にこにこと呼応して、
違うときにはぷいっと違う方を向いていた。
さらに、今回は、自分の不快感、
「そうじゃないんだよ!」
「違う!」
「そんなこと言わないで!」
ということを声に出して訴えて来るようになった。
遊びのバリエーションが出て、
声で快不快を訴えるようになったのは、
普段の学校などでの遊びや
友達との伝達をうまくやって行くためだろし、
自分のやってることを喜んでくれた
親御さんの姿もあったのだと思う。
そのお子さんは遊びながら、横目で、
親御さんの表情をよく見ている。
自分のやっていることを親御さんに見守られ、
ときに「そんなこともできるの!」と喜ぶ
姿はお子さんを育む滋養に満ちた栄養だなぁ、
そんなことを思った教室の一日でした。