なにができるのかなぁ。

　注文して、「できたら送ります。3週間か、はやければ2週間です〜〜」と言われた活力鍋が来ました。
ずっと、欲しかったので嬉しく、今日は早速煮豚ちゃんをつくりました。

　おいしくできているといいのですが、圧力が抜けるまでは放っとくものらしいので、
現在放置中です。

　物事の捉え方が私の育った家とは違う知り合いの話しを母としました。

　私が十代、二十代の頃の話しなので、それはそれは昔のことなのですが、
とても強烈に母にも私の頭にも残っている話しなので、
今でもその知り合いの話しは、ふと、話しにのぼることがあるのです。

　自分の思ったことをすぐ口に出してしまう。
周りに合わせることは、まったくできない。
意見の相違があると、逆上してしまう。
自分が決めたルーティンは、何があっても遂行する。
ひとつ気になることがあると、そこから思考が離れなくなる。

　…そんな知り合いの巻き起こす騒動は、
お笑い番組的なびっくりするようなドタバタな日常で、
思いもかけず巻込まれたりすると、精神的に疲弊、疲労感が満載になってしまいます。

　ちっとも、生きづらくなく、我が道を突き進んでいる知り合いですが、
近くに頼れる人がいないのか、様々な相談とも愚痴とも言えないような話しを母が聞いているようでした。

　母は、近ごろの私の仕事や読む本等で、
「あなたの仕事は、もしかしたら、大切かもしれないねぇ。」と、
その知り合いの話しをするたびに、私に言います。

　それはどうか、私にはわからないけれど、
母の知り合いの話しを聞くたびに、なにかできるかなぁ、どうかなぁ、と、
そんなことを考えることでした。