日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

感覚採集。

2018-03-18 11:12:10 | 発達応援
 とても天気が良い日曜日。
桜が咲いた鹿児島はお花見日和です。

 これから桜が見頃を迎えるだろうに来週は雨の日ばかり。
がんばれ、桜!(ねこではなく、花)

 ゆったりと朝からFacebookを見ていたら、
こんな記事がありました。

 アスペ・エルデの会

 きっと、なんの悪気もなく、書いているのでしょうが、
だからこそ、その感覚鈍麻な無神経さに呆れてしまいます。

 自分の感覚過敏さや我が子の感覚過敏に手を焼いている親御さんにとって、
「世界的に用いられている感覚プロファイルを基にして、感覚の問題を把握していこう」ということは、
どれほどの意味があることなのでしょうか。

 そして、そのプロファイルを支援者がどう活用していくのでしょうか。

 感覚というものは、
凸凹があってもなくても、個人差が大きいものだと思います。

 生活に支障のないレベルでの感覚の好悪は誰でもあるでしょうし、
たとえ、うげーーーーーっとなるような過敏さがあっても、
体の強さによって、どうにでも凌げるという人もいるでしょう。

 その逆で、ほんの些細なことでも、
生活が崩れてしまう、そういう方だっていることと思います。

 もしも、本人の感覚の感じ方がプロファイルと異なったら?
「いや、あなたの感覚の感じ方は間違ってるよ。」となるのでしょうか。

 なりそうだから、こわいです。

 また、感覚の過敏さがあったとして、
それを主訴として訴えている人は、その主訴となる感覚過敏を治してもらいたいだけで、
プロファイルに当てはめられても、「で?」とポカンとなってしまいませんかね。

 プロファイルに血道をあげるよりも、
それぞれの感覚過敏を治すことにお医者さんは突き進んで欲しいですね。

 感覚過敏をカテゴライズして、画一的にしていくことは、
感覚過敏に苦しむ人の役に立つのではなく、
発達障害についてそろそろやっていかないと食っていけない、
辞典を引ける頭のいい方々の役には立つのでしょうね。

 どこ向いて仕事しているのでしょうね。

 金魚や風船ワーク、その他思いつきの自分の体に気持ちのいいことをして、
感覚の収集のコレクションの餌食にならないようにしたいものです。 

 










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