日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

智に働いて角を立てる。

2021-06-07 14:49:00 | 日記
今日はもう少しで1年になる歯医者の日でした。

ほぼ予約のみでされている歯医者さんなので、時間通りに治療が始まり、混み合うこともありません。

そんな歯医者さんの待合室で、今日初めて「マスクお持ちでなければハンカチで口を覆ってください」と言われました。

待合室は会計を済ませようとしているお子さん連れの方と私だけ。

とりあえず、黙って微笑んでスルーしました。

治療が終わり会計のとき、「次回からはマスクを」と言われたので、そこまで念押しされるなら、と色々お聞きすることにしました。

「誰もいない待合室で、話せずに携帯見て呼吸しているだけなのにマスクをしなければいけない理由は何ですか?」

おそらく、私の住む田舎でこのように理由を問われることなどこれまでなかったのでしょう。受付の方の目が「えっ?」というような感じになりました。

受付の方は「お客様が罹らないように…」と言われました。

「コロナはマスクをしていたらかからないのですか?」と聞くと「いえ、そんなことは…」

そこで「この1年ほとんどの方がマスクをしているのにコロナにかかる方はかかっていますよね。」というと「入り口にも『マスク着用』の貼り紙してるので…」と言われました。

「私はここみたいに人も居なくて、自分が話もせずに呼吸しかしないのにマスクをしろというのはおかしいと思っています。だからマスクしないのです。この歯医者さんのルールだと言われるならば、そのルールの見直しをお願いしたいと思います。人が少ない、もしくはいない待合室で話もしないのにマスクを強制するのはどういう理由からか、みなさんで話し合ってください。
次の予約時に話し合いの結果をお聞かせいただけたらと思います」

そう言って帰ってきました。

黙ってスルーもできることなのですが、このコロナの世の中において、私が一番に感じているのは、何も言わないことは悪ということです。

平時においては、黙って誰かの意見を聞くだけというのは、穏やかだと褒められることなのかもしれません。

でも、ある意味、コロナ禍の有事のときにおいては、ただ黙っているのは、忖度している人たち、或いは過剰にコロナを騒ぎ立てる人たちに迎合しているに等しいことだと思っています。

学校でのいじめでも一緒。

いじめられている子の存在は知っていても、見てみぬふり、黙って心を痛めてるだけの子どもたちに大人は「勇気を持って声をかけてあげて」というけれど、今の大人の状況見れば、子どもにそんなこと言えないだろうに、と思います。

元来はいただいた最中の猫のように呑気で、ぼんやりしている私ですが、一人一人が、おかしいと思ったことをそのままにしないことが大事だと、そういう思いが強くなる今日この頃です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 切り取り注意。 | トップ | 梅仕事。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事