日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

とんとんとん!

2021-07-17 00:13:00 | ねこ
ここ三日、毎日午後から洗車機の中に入ったような雨が降ります。

その上、風も強くて、遠くに、近くに雷も落ちます。

昔、習った「スコール」というのはこういうものかなぁと部屋で呑気に外を眺めています。

我が家の排尿排便障害のある写真の猫、桜。

先週は、それはそれはひどくお腹を下し、しばらくの間、私は毎日、洗濯に明け暮れていました。

朝夕、動物病院に通い、腹部を圧迫して排泄をするのですが、まだまだ慣れない先生だと、どうしてもその圧迫する手が力んでしまうのでしょう。

また、せっかく来たのだから、何も出さずに帰すのも申し訳ないと思うのか、圧迫する手に余計力を込めて、排泄させてくださいます。

私ももう、朝夕の動物病院通いに数年、院長先生の手慣れた、負担のないやり方を見慣れ、何人もの研修の先生方が慣れない手つきから手早くなる姿を見ている門前の小僧状態。

あー、力入りすぎちゃってるよー、とかリズム悪いよー、などと見ながらわかるようになってきました。

桜のお腹下しは、そんな力みに力んだ手技での圧迫による炎症な感じで、今回が二度目のことでした。

そこで、動物病院でも、無理な圧迫と排便の先出しはせず、骨盤までおりてきたものは出す、なるべく、自立排便を促そう、との方針になりました。

動物病院で尿をきちんと出してもらうと、うんちが「あ!隙間ができた!」と空いたスペースに蠕動運動で促され肛門まで出てくることが何度かあり、タイミングよく排便できることもありました。

でも、見ていると食べる量>便、なのでどうもお腹がスッキリしない様子の桜。

そんなときは、私ではなく夫の元へ行き「とんとんして!」と言わんばかりに視界の範囲でアピールします。

夫が背中のあたりをとんとんとんとさすります。私のとんとんとんは、何か違うようですぐにどこかに行ってしまいます。

私は食事と共に、ビオフェルミンと処方されているプロナミドを一日半錠〜一錠調整しながら飲ませることがとんとんとんの代わりです。

今は、ものすごーく薄めたにがりを錠剤を飲ませるときの水分に混ぜ、それも排便に効果をもたらしてくれ!と願いながら飲ませています。

夫のとんとんと食事のときの服薬などなどの効果か、今日の桜はこれまでになく、自力で排便ができました。

明日は桜の朝の病院はいつも以上に短時間で済むかなぁと楽しみです。

夫曰く、桜は耳の近くの後頭部を撫でると反射で足がキックするように動くそうです。

そうやって、反射がより育って、排便が促されるといいねぇと家で話している、と動物病院の院長先生に話しました。

院長先生は「お家の人のそういう観察とそういう生活の中での感覚ってとっても大事!ぜひぜひ続けてみてくださいね!」と言われました。

もう25年になるお付き合いになる先生はやっぱり良い先生だな!と思った今日の夕方の動物病院からの帰り道でした。




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