日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

数の把握あれこれ。

2017-10-07 23:24:26 | 算数
 近ごろ、片手に雑巾持っているのがクセになっています。
それは、桜を居間に出していて、ちび、ちびちびっとおしっこを漏らすので、
その度に、それを拭いて回っているからです。

 なんだか、それがクセになり、桜の動きで、
「あ、これはお漏らししてそう」とか「池ができてるな」とか「たぶん、お漏らししていないな」
そういうのも、なんとなく勘ができるようになってきました。

 いや、私の勘が研ぎすまされるよりも
桜がお漏らししなくなるほうが良いのだけど、
桜の場合はしつけというより身体の機能、神経の発達の問題だから、ゆっくりできるようになる!と思って、
とりあえず、私の勘のほうを磨いていこうと思います。

 子どもさんと学習をしていると、
このお子さんの視点は、今、どこにあるのかな、と考えることがあります。

 例えば、お子さんが自分でブロックを3個ずつのグループに分けて、
「3個ずつのグループ!」と教えてくれました。

     
こんな感じです。

 そこで、私が「ブロックは全部でいくつある?」と聞くと、
1、2、3と数えていっているので、ああ、1個ずつ数えて6個と言うだろうな、OKだな、と思っていると、
3まで数えた後、残りは3個組で「4」と数えて、
「4個だ!」と言ったりします。

 この子の中で、3個グループをバラバラで見たり、まとめて見たりの混乱があることや
私の質問の意図がきちんと伝わっていなかったことや色々なケースについて考えることでした。

 また、
1  2  3  4  5
       
と5個のブロックは常に固定していても、
「ブロックが1個増えたら、いくつ?」とブロックを一つ増やして見せて聞くと、
小さな声で「12345」と数えてから「6!」と答えて、
固定してある5は数えなくても5だから!とは、なかなか、ならないようでした。

 これも自在に頭の中で数字やそれに伴う具体物が浮かべることが難しいからかなぁ、と
思うことでした。

 でも、単に、慎重な性格で数えずにはいられないのかもしれないし、
何度もブツブツ数えることは、頭の中に量としての数ができ上がっていく過程だと思います。

 以前は、数えることも、自分でグループを作るというこもあまりないお子さんだったので、
今が数えたり、分けたりする興味のある時期で、数えながら学習することが必要なのかな、と思うことでした。

 


 

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