5匹の猫。

　ガソリンを入れにガソリンスタンドへ行きました。
ガソリンタンクのコックを開けるため、鍵を差し込んでまわすも回らない。
どうにか回そうと力を入れすぎて、タンクに差したバイクの鍵が曲がってしまいました。

　そういえば、前回ガソリンを入れたときに、
タンクがしまらず、エイヤッ！と閉めたな…、と思い出す一ヶ月くらい前のこと。

　ハンドルもロックしてしまい、動くに動けず、ガソリンスタンドのお兄さんに事情を話し、
後ろに車が並ばないようにカラーコーンで立ち入り禁止っぽくしてもらい、
旦那どんに電話をして予備のバイクの鍵を持ってきてもらい、ガソリンスタンド近くの工具屋さんで潤滑剤買って、
ガソリンタンクの鍵穴に潤滑剤を吹き付けて、無事に家路に着きました。

　ああ、びっくりしたー。

　猫が5匹になってから、猫と猫との関係を見ていると、なかなかおもしろいものがあります。

　我が家の猫で、誰もが認めるトップは桃ちゃん。
これについては、5にゃん全員一致のようで、新入れの李は桃ちゃんに挨拶に行くし、
桜も桃ちゃんに追いかけられると、桃ちゃんの手の届かないところに逃げ込み、
低い声で唸っています。

　桜はちぃに追いかけられても、全力で駆け抜け、
逃げ切るとまた、わざわざちょっかいを出しに行きます。

　それについては梅ちゃんに対する態度も同じで、
桜は梅ちゃんに「遊んでもらってる〜！」という感じです。

　李も梅ちゃんとちぃに対しては、気さくです。
桜と李は、一緒に隔離されていた時期があるからでしょうか。
桜のちびならではの横柄な態度も李はあしらっているようです。

　梅とちぃは、新入りさんと一緒にずっといるのは苦痛なようで、
昼間はそれぞれ、ひっそりと隠れて寝ています。

　桃ちゃんは、一番チビの桜が気になるのでしょう。
寝ていても、桜が違う部屋に行くと追いかけて様子を見に行きます。

　猫も5匹になると、
人が立ち入ることのできない、猫社会の暮らしが家の中で営まれているなぁ、と
思いながら見ることです。