日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

盛夏を憂う。

2015-03-23 15:24:32 | 発達応援
 朝の仕事に行くときに、今までは月や星に見送られながら、
暗い中をバイクで走っていました。

 今朝は、ふと気がつくと、空の色が違います。
夜は明けないものの、闇の中に青さを感じられました。
少しずつ、朝が明るくなっています。

 「どうして、みんなそんなに自信にあふれてるの?」とは、
今日、職場で同僚の言ったひと言でした。

 しかし、私はびっくりしました。
同僚が、「ああ、どうしよう、どうしよう。」と悩んでいたのは、
もう少しして汗ばむ季節になったら、汗かきの自分はどうしたらいいの、ということだったからです。

 「暑さ対策をしたらいいんじゃない?」というと、
 「どんな?教えて。どうしようって悩んでる。」とのこと。

 今まで、バイクのジムカーナの練習会などで、
夏はTシャツから塩ができるほど練習したこともあるので、
汗を発散させる素材のものを重ね着するといいことや水分とミネラルの補給をすることなどを伝えました。

 しかし、納得できない同僚は、
長袖は着れないとか、化粧がとれたらどうすればいいかとか、
汗で下着が透けないか、すけたらどうしたらいいか、等々こちらが思いもしない疑問を次々と言い、
そして、最初のセリフをため息まじりの憂鬱そうな顔でつぶやいたのでした。

 まだ、あまり汗もかかないこの時期から、
盛夏の心配を微にいり細に入りする同僚の思考回路は私にはないもので、
しかも、悩んでいる内容も、私はちっとも悩まない内容だったので驚きました。

 同時に、自分の想像の及ばない圏外で悩みを抱える人はもっとたくさんいて、
その人たちからすれば、私はがさつな感覚の持ち主なのだろうな、と思いました。

 そして、汗をかくことが平気なことを、
「自信にあふれている」と表現するほど、同僚にとっては苦痛なのかと思うと、
感覚の過敏さや体内温度の調節は大丈夫かな、と余計なことが心配になりました。

 季節に適応して、苦なく過ごせるカラダはやはり大事ですね。
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