ときどき、仲良くご飯を食べてる17歳差。
小さい方が肝が据わっているので、大きい方が多少うーうー言ってもへっちゃら。
猫の性格は経験値が上がっても、小さいときと基本一緒なのね、と老体を見て思うことです。
今月初めに、順調にデイサービスに行って朗らかな顔で戻って来ていた、義母。
こちらに来て1週間目の日、朝、起こそうとすると体が熱く、熱をはかると38°をこえています。
驚きながら、まずはその日のデイサービスの予定をキャンセル。
でも、着替えなど、夫と私でモタモタするより、デイサービスの方にしてもらった方がいいのかな、と電話をしたら「すぐ向かいますね!」とありがたいことに速攻で来てくださった。
そして、着替えなどをしてくださいながら「うーん、この状態だと救急車がいいかもですよ。」とのアドバイスを受け、即、救急車を手配しました。
救急車が来たときは、熱が42°まで上がり、意識もない状態。
私が救急車に乗り、夫は車で追いかけることになりました。
病院に着いて、義母はコロナの検査が済むまで、外に近い室内とガレージのあいのこのような場所で待機。
コロナ陰性で、検査に運ばれていきました。
あまりにも急だったので、夫も私も肺炎?と思いました。
そう思う理由が数日前にあったので。
結果は、急性胆嚢炎。
胆汁が胆石に出口を塞がれて、溜まってしまっているとのことでした。
とりあえず、胆汁を外に出せば意識は戻るし、熱も下がります、との説明に、溜まった胆汁を出してもらうことにしました。
「高齢の方で、高熱っていうのは、胆嚢炎。胆石持ってる人は、あります。とりあえず、胆汁を出さないとね」と初めて聞く高齢者あるあるのように話す説明にそうなんだ〜と思うことでした。
そして、「これさえ終われば、さぁ大丈夫!」とはいかないのだな、ということをじわじわ知っていく始まりとは思いもせずに、安堵して帰りました。
持っている体力、食べる力、生活力、自立度…。
同じ年齢でも高齢者、と一括りにできないということを、思ってはいたけれど、実感した霜月はじめの土曜日のことでした。