撮影地に出向き、どう撮ろうか行き詰まると・・・
「大きく撮れよっ!!」 と鉄の神様の声がする。
むろん、アントンKはこんな時、その指示に従う素直な心の持ち主なのだ(嘘)。
写真で重要なのは、何をどう撮るか?ということ。当然鉄道写真の分野でも、それは当てはまり、記録なのか、風景画なのか、または印象・イメージなのかで、撮影シーンはかなり違ってくる。記録性の高い写真は、車輛の記録なのか、または列車の記録なのかで撮り方が変わるし、出来る限り綺麗に写すことを心がける。こうなると、風景画もこの記録の分野にリンクしてくるが、その辺は、撮影者の撮りたいようにえぐって行けばよい。
そしてデジタル時代が到来してから、アントンKが注目しているのが、印象派の写真の分野。実際の撮影現場とは、印象を変えてしまうくらい画像を自分なりに作ってしまうやり方だ。真実だけを切り取るのが、写真だと長年思っていたが、これは、今までのフィルム時代の写真の考え方だとしたら、今度はそれにもっと自分のイメージに近くなるように画像を作る作風だ。現代は、カメラの性能も随分上がったから、撮影できる写真もかなり幅が広まったということになる。カメラのスペックにこだわるのもよいが、もっと何をどう撮るか?を今後も突き詰めていきたい。
で、撮影した写真を掲載。改正で引退する特急「はくたか」の683系。この時も天の声がしてド・アップで・・
夕方の斜光線に逆らうことなく、画面一杯にショット!
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2013(H25)-10-13 1010M 683系はくたか JR西日本/北陸本線:東富山-水橋