このダイヤ改正を境にして消えていったものの一つに、185系の「あまぎ色」と呼ばれていたOM08編成がある。おそらくダイヤ改正とは、直接関係がないとは思うが、その直前に検査入場してしまい、出場時には、もともとの斜めストライプ塗装に戻るということらしい。
「あまぎ色」と呼ばれる由縁は、もちろん157系の塗装色に似せていたためだろうが、このOM08編成は、それなりに似合っていたと思う。少なくとも、昔走っていた80系の塗装を模したものよりは的を得ていると思ってきたので、機会を見つけては撮影するように心がけてきた。しかしその楽しみも、もう終わってしまった・・・
写真は、待避線の153系普通電車の横を通過する157系「あまぎ2号」。根府川駅での思い出のシーン。今さらながら、どちらも国鉄時代の電車たち。個性のある良い顔をしていて好ましい。
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1975(S50)-09-30 3023M あまぎ2号 Mc157-1 東海道本線/根府川にて