今年も各地で桜の開花のニュースが聞かれる時期になった。いよいよ春本番のこの時期、夜明けも早くなりどこかワクワクして好きな季節だった。しかし昨今では、アントンKにとって花粉症の時期と重なり1年通しても大変辛い季節に変貌してしまった。あと1か月くらいだろうか。早く落ち着いてほしい・・・
今回は、昔の写真から・・
ED16がまだ活躍していた頃、ちょうどこの時期(3月~4月)青梅線へと足を運んだ。当時まだ垂涎の的だったEF57(ゴーナナ)が健在だったから、どうしてもその合間をぬってという印象が強いが、沿線に桜の咲くこの時期は、何度となく訪れることができた。本線上の旅客列車を牽引するスターとは違い、石灰列車を黙々と牽いていたED16は、まだ駆け出しのアントンKには魅力的に映っていた。73系電車に揺られて、古里で下車、桜並木を目指した遠い日。今でもこの桜並木は健在なのだろうか。
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1976(S51)-04-18 Mc73609ほか4連 青梅線/古里-鳩ノ巣にて