アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

去就から10年~東海道ブルトレ

2019-03-06 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

3月に入り、いよいよダイヤ改正日が迫ってきた。何というか、昔と比較すれば月日の経つのが早く感じる分、絶えずダイヤが変わっているように錯覚してしまい、逆にそのことに慣れてきてしまったためか、あまり自分の中では重要事項では無くなりつつある。確かに、思い入れのある列車が、ダイヤ改正で走らなくなるのなら、気持ちの上でも気忙しいだろうが、今では特に鉄道を個として捉えることもなく、もっと広い意味で撮影したいから、ダイヤ改正だからと言ってアントンKにはそれほど精神的な影響は少なくなった。まあ、よく考えれば歳とともに面倒になったとも言えるのかもしれない。

この改正で、東海道本線の最後の特急寝台列車「富士・はやぶさ」が消滅して丸10年を迎えるという。あっという間にも思えるが、やはり10年色々な出来事があった。この鉄道趣味において、一番の変化はカメラ機材が飛躍的に良くなり、撮影するといった概念までも変わってしまったことだろう。もちろんこれは、アントンK自身のことだから、誰にでも当てはまることではない。しかし、この趣味において日進月歩のカメラ機材の影響は大きいと言わざるを得ない。長年愛用してきたフィルムカメラを見捨てる訳ではないが、現にフィルムカメラを使わなくなってから14~15年が経ってしまった。やはりこの事実は自分にとっては革命的だった。そしてまた、こうしてネットの環境下で、こんな画像や履歴を残そうとしている自分自身が今までは想像出来なかったのである。これから先の10年は、いったいどんな趣味活動が出来るのだろうか。

今回は去就10年ということで、「富士・はやぶさ」の上り最終列車を掲載。あいにくの天気となったが、ブルトレ撮影には思い出の多い大井町で最後を飾った。かなり遅延してしまったが特別な感情こそなく、いつものように疾走してきたEF66がとても力強く見えたことが懐かしい。

2009-03-14  9002ㇾ EF6642「富士・はやぶさ」  JR東日本/東海道本線:大井町付近