過去の撮り溜めた画像の一部をこうしてブログに掲載することで、最近では忘れかけた思い出が随分蘇ってきている。まだデジタルカメラで撮影し始めてから14~15年。比較的遅い導入かもしれない。それまでのフィルムで撮影した約30年間の画像は、一通りデジタル複写を終えているが、実は試作的行程を重ねてしまい、かなりいい加減な作業に終わった。今後は、別の方法で再度データ化をしていきたいと思っているが、いつになるのか、今は決められないでいる。
今回は、露出不足に仕上がったカラーポジをモノクロ変換で現像し掲載しておく。デジタル写真とは違い、フィルムにはそれ独特の良さがあり、1コマに当時の”念”のような目に見えないものが刷り込まれているように思えてならない。当時を思えば、露出不足は致命的で、カメラにカラーポジが装填されていれば、撮影そのものを諦めるしかなかった。あの時、将来カメラもデジタル化して多少露出が足りなくても画像を楽しめるように修復できることが解っていれば、と今更ながら嘆いても仕方がない事か・・
これはJR化直前に撮影した時のもの。この時代EF58は、限られた機番のみが稼働していたが、どうもそれが不満に感じて、何が何でもゴハチとはならなかった。もっと古いEF55が復活したり、いよいよ蒸機が煙を上げると話題に事欠かなかったからだ。しかしそんな中でも、当時人気があったジョイフルトレインを使用した団臨は、いつもチェックを入れていたと思う。掲載画像は、品川に在った2本の編成(サロンEXP東京とお座敷客車江戸)の併結で走る臨時列車が走ったので遠征した時のもの。単独運転は頻繁に見られたが、併結となると当時は希少に感じたらしい。まあ編成が長い列車は、見栄えが良いのは今も変わらない。駄作は変わらないが、暗くて難儀した思い出の画像ということで・・・
1987-02-22 8104ㇾ EF5861 東海道本線:大高付近
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