正に梅雨明け10日、酷暑が東京も続いている。頭ではわかってはいるが、やはり暑いとどうしても動きが鈍くなるアントンK。日が長く眩しい太陽は好きだが、昨今の暑さは尋常ではない。外出が億劫に感じるのは、年齢のせいだけではないだろう。
夏休みに鹿児島電化直前の南九州を廻った思い出がある。この時の行程は中々凄かった。山口線の蒸機復活に合わせて東京を経ち、広島区のEF58を狙いながら、C57と掛け持ち、そしてその後、南九州青井岳を目指したのだ。帰京するのに、帰りがけの駄賃とばかり紀勢周りでゴハチを撮影しまくり、へとへとで帰宅した思い出深い旅行だった。今はこんな行程体力的にとても不可能だろう。血気盛んな年頃のなせる業かも・・・
掲載写真は、その時日豊本線で撮影した寝台特急「富士」西鹿児島行き。この日から、本務機DF50の前に訓練でED76が連結されて姿を現わした。当時はまだヘッドマークの復活が無かった時期にあたり、今となっては物足りなく感じてしまうが、前日東京を出て、昼夜ひた走り、ようやく目の前に現れたブルトレ「富士」に痛く感動した想いが蘇ってくる。とても印象に残っている写真なのである。
1979-08-10 7ㇾ ED761012+DF50532 特急「富士」 日豊本線:日向沓掛付近
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