10年前の8月には、東海道線の早朝貨物列車を撮影のため湯河原まで出向いている。
ちょうどこの日は、お盆休みに入る最初の日曜日で、気合いを入れて出掛けたのだろうか、はたまた天気が良かったのだろうか、5時半過ぎから撮影を開始している。今にして思えばまだこの時は、「瀬戸」はEC化されているものの、「出雲」や「あさかぜ」も上ってくるし、後半戦「富士」「さくら・はやぶさ」まで撮影すれば、随分撮りがいがあっただろう。
さて、その中からカメラを設置してまもなくやってきた65PFの貨物列車を掲載。本当に偶然に1001号機がシールドビームを煌々とやってきた時は嬉しかった。まだ奥の山肌には光が指しておらず、線路にもまだマダラの日差しの中、車体に日が入るポイントを考えながら、近づいてくるカマを見ながらシャッター切り、それが1001号機だったからたまらない。知ってて撮影に行くのと、知らなくて行くのとの違いか。最近は忘れかけている感覚なのかもしれない。
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2003(H15)-08-10 96レ EF651001 JR東日本/ 東海道本線:湯河原-真鶴
Nikon F5 MF Nikkor 300mm f/2.8S RDP III
(三脚使用)
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