今回のダイヤ改正で、かろうじて残ったEF65PFの四国運用だが、ちょっと前にも同じような思いをして、ダイヤ改正を迎えたことを思い出している。それは、愛知区に集中配置されていたEF64が関東には顔を見せなくなるのでは?というものだった。数年前のダイヤ改正でのことだが、噂は現実となりその日を境にどこか間の抜けた、張り合いのない時間になったことを今回の65PFの四国運用消滅?の噂とダブって感じたものだった。
本来、山間部を重連で黙々と走る電機であろうEF64 1000なのだが、海沿いの大動脈を高速で走るロクヨンセンの姿は、かつてのゴハチからスイッチしたEF62の荷物列車を彷彿とさせていたことも多々あるシーンで感じたもの。特にお馴染みの早川ー根府川で、ロクヨン特有のブロア音を聞いた時には、場違いの感じがしたのである。そんな違和感ある光景も随分と遠くに行ってしまったと感じる今日この頃。今や国鉄型電機の代表格ともいえるEF64 1000、数を減らしながらも、最後の力走を見せているこの機関車を今後も見届けたいと思う。
掲載写真は、東海道線の早川を往くEF64の貨物列車。朝上ってきて、関東での運用を熟し、午後の下り列車で中京へと還っていく運用だったと記憶している。
2014-03-23 3075 EF64 1028 早川-根府川
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