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10系寝台客車が懐かしく、同年より続けて掲載してしまおう。
この年、昭和57年(1982年)の11月には、今にして考えれば大きなダイヤ改正があった。東北・上越新幹線が大宮から開通し、昼間の特急列車や急行、夜行列車も大打撃を受けることになる。寝台列車急行「能登」もその一部に当たり、この改正では消滅しなかったものの、信越線経由となり、編成も大幅に見直されてしまった。美しい10系客車群はこの時点で廃止となり、魅力は半減してしまった経緯がある。晩年は、電車化(489系)されまだ記憶に新しいが、往年の姿はとても浮かばない。
写真は、改正同年の急行「能登」号。晩年は御多分に漏れずEF58からEF641000番台けん引へとシフトしている。ロールアウトして間もないロクヨンセンだが、アントンKには不思議とこれら急行列車の先頭に立つ姿が魅力的に思え、よく足を運んだものだ。機関車次位のスニが今一つ好みではないが、そのあとに続くロネ・ハネ編成は壮観であり大好きだった。
1982-05-03 3604ㇾ EF641020 能登 東北本線:南浦和付近にて
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