10年前の7月は、やはり先月に引き続いて１６５系の湘南色を撮影している。データをみると、6月から毎週のように１６５系使用の企画列車の運転があり、あちこち動き回っている。その割には、今にしてみると大したものが残っていないのが残念に思うところだ。
写真のこの日は、新潟の１６５系の原形ライト車を使って中央線を往復した、懐かしの急行「かわぐち」号。中央線の急行と言えば、「アルプス」。「アルプス」と言えば１６５系だ。下り方なのに、クモハ先頭で、ちょっと興ざめた記憶が甦るが、ホロの着いた貫通ドアに原形ライトだから贅沢は言えない。
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2003（H15)-07-12 9501M 懐かしの急行「かわぐち」 １６５系 Ｍｃ１65-101ほか6連 ＪＲ東日本/中央東線：上野原
Nikon F5 MF Nikkor 300mm f/2.8S RDP III
この週末は、北海道の道央を中心に廻ってきた。
涼を求めてと言いたいところだが、実際は、全国的に不安定な天気だったようで、梅雨が無いと言われる北海道でさえパッとしなかった。それどころか、大変蒸し暑く、本当にここが北の大地かと疑いたくなるような気候で参った。日の長いシーズンだから、もちろん早朝から動いて、一通りのノルマはこなしたが、今回は、ちょっと思うことあって占冠～富良野～旭川～札幌というように、石勝線～根室本線～富良野線～函館本線のロケハンをして廻った。
写真は、富良野線で遭遇したノロッコ号という観光列車。たくさんの観光客を乗せて中々の盛況ぶり。ちょっと見ると、遊園地の乗り物のように見えてしまうが、ＤＣではなく、しっかりＰＣが使用され機関車牽引なのだ。なんと冬場はラッセル車となるＤＥ１５であったが、随分可愛らしいメルヘンチックな外観になっていて驚かされた。それに引き換え、客車は茶色の５１系か何かの改造車で、何とも不釣り合いな印象。ノロッコ号というくらいだから、ゆっくりコトコトと走っていたが、客車はあちこち掛け持ちで出張するのだろうか？そんなことを考えながら、パックワークのような綺麗な丘が続く富良野で撮影した。
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2013(H25)-07-06 9434レ DE151153 富良野・美瑛ノロッコ号 ＪＲ北海道 / 富良野線：西中-上富良野
Nikon D7100 AF-S Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
梅雨の晴れ間の本日、ちょこっと抜け出して東神奈川へ行ってきた。
東海道ブルトレが消えてしまってからは、中々足が向かなくなった場所ながら、今日は、貨物線の工事のためお昼間の貨物列車は本線経由で運転されるというから、かつての撮影名所へ出向いたわけだ。朝は晴天でも、風があり比較的涼しいと感じていたが、さすがに日中は真夏のような太陽が顔を出し、じりじりと容赦なく照りつけて撮影待機中もかなりキツイ状況になった。貨物が本線迂回といっても、どの列車がどういつ迂回するのかわかるはずもなく、ただしばらく待機して来たらラッキーくらいの思いでいたから、なおさら暑さがこたえたかもしれない。すでにスタンバイしていた方も1名おられたが、やはり張り込みの状況らしい。ちょこっとの抜け出しも、今日はかなり制限があるから、イライラもつのるところだが、時変のかかったロクロクがカーブの先に見えた時はホッとした。それも今やファン垂涎の的の２７号機のお出ましとなった。ファインダーを覗きながら、かつてここで撮影した「富士・はやぶさ」のロクロクとダブって見えてしまったが、やはりロクロクは貨物機なのか、ビシッと揃ったコンテナを従えて大変重厚でカッコ良く見えた。
最後にはなったが、情報、助言を頂いた朝練メンバーＭ氏に感謝申し上げたいと思う。
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2013(H25)-07-02 迂2089レ EF6627 ＪＲ東日本 / 東海道本線：東神奈川-新子安
Nikon D7100 AF-S Nikkor 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
（三脚使用・トリミング有り）
