杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

アイアンマン2

2010年06月16日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
2010年6月11日公開 アメリカ 

前作で自らが“アイアンマン”であることを明かしたトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)に、次なる試練が待ち構えていた。身勝手なヒーロー行為が問題視され、国からパワード・スーツの受け渡しを要求されるがトニーはこれを拒否。そんなトニーの前に現れたのは、アイアンマンと同様の破壊力“エレクトリック・デス・ウィップ”という武器を身につけたウィップラッシュ(ミッキー・ローク)だった。一方、謎の美女“ブラック・ウィドー”(スカーレット・ヨハンソン)やフューリー(サミュエル・L・ジャクソン)も出現して・・・。

前作でトニー・スタークというキャラがとても面白かったので、続編の公開も楽しみにしていました。そしてその期待は裏切られませんでした
軍需企業スターク社・社長で天才的頭脳の持ち主。ナルシストで楽天家で自己中、パーティ好き・女好きなプレーボーイだけど、反面ナイーブで情に厚くもあるというキャラは何か憎めない魅力を醸しだしています。これは演じるロバートの魅力でもあるのかな

前作から引き続き登場のペッパー・ポッツ(グィネス・パルトロー)との仲もちょっと前進。美女ナタリー(スカヨハ)のアクションはシャーリーズ・セロンの『イーオン・フラックス』を彷彿とさせますね。

親友のローディ中佐(ドン・チードル)もパワードスーツを着て共に戦うことになりますが、何といっても今回の悪役イワンがカッコイイのです。ロシア人犯罪者の設定は冷戦時代の名残りなのかはおいとくとして無口でニヒルな中に冷たい怒りを滾らせているようで、アイアンマンとも対照的なキャラでした。

心臓附近に突き刺さった金属を磁石的装置を埋め込むことで死を回避しているというストイックな運命は、今回新たな元素を作り出したことでかなり改善されたようですが、基本的にあんな無茶をしてたら金属刺さってなくても危なくないかい?って突っ込みしちゃダメ?

パワードスーツも携帯(スーツケース)状の最新型で、トランスフォーマー並みに美しいフォーメーションを見せてくれます。戦いシーンも男の子ならワクワクの連続じゃないでしょうか。個人的にはあんなに町中壊さんでもって思いますが

エンドロールの後には更に続編への布石シーンが用意されていて、今回の黒幕であるトニーのライバル会社のハマー(サム・ロックウェル)もまたぞろ登場しそうな感じだね

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