2022年4月8日公開 アメリカ 116分 G
超一流のボディガード、マイケル・ブライス(ライアン・レイノルズ)も今や落ち目。宿敵の殺し屋ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)に保護対象者を殺害されたトラウマで神経症に陥り、ライセンスをはく奪され、休暇で訪れたバカンス先にも災難は待ち受けていた。
ダリウスの妻で詐欺師のソニア(サルマ・ハエック)に拉致されたマイケルは、マフィアに捕まったダリウスを救出するというミッションを強いられる。クレージーな彼女に振り回されながらも、救出に成功するが、殺したマフィアの中にインターポールへの情報提供者も混じっていたことで、かわりに捜査に協力するハメになる。最先鋭装置を使ってEUへのサイバーテロを企てるギリシャの大富豪アリストテレス(アントニオ・バンデラス)から、装置の奪取に成功するマイケルたちだったが、敵の包囲網は彼らを苦しめていく。新婚旅行気分のダリウスとソニアに対して、マイケルは心も体もボロボロになり、伝説のボディガードである父(モーガン・フリーマン)を頼る。しかし、魔の手はすぐそこに迫っていた。3人は世界を救うことができるのか?そして、ひたすら打ちのめされ、神経をすり減らすマイケルの運命は⁉︎(公式HPより)
ダリウスの妻で詐欺師のソニア(サルマ・ハエック)に拉致されたマイケルは、マフィアに捕まったダリウスを救出するというミッションを強いられる。クレージーな彼女に振り回されながらも、救出に成功するが、殺したマフィアの中にインターポールへの情報提供者も混じっていたことで、かわりに捜査に協力するハメになる。最先鋭装置を使ってEUへのサイバーテロを企てるギリシャの大富豪アリストテレス(アントニオ・バンデラス)から、装置の奪取に成功するマイケルたちだったが、敵の包囲網は彼らを苦しめていく。新婚旅行気分のダリウスとソニアに対して、マイケルは心も体もボロボロになり、伝説のボディガードである父(モーガン・フリーマン)を頼る。しかし、魔の手はすぐそこに迫っていた。3人は世界を救うことができるのか?そして、ひたすら打ちのめされ、神経をすり減らすマイケルの運命は⁉︎(公式HPより)
前作の『ヒットマンズ・ボディガード』 は観てませんがその続編のようです。
ひょんなことから殺し屋を護衛する羽目になったブライスでしたが、一流への復帰の約束を反故にされ、警護資格の剥奪を審議される状況でカウンセリングに通っていました。カウンセラーから仕事を忘れて休暇を取ることを勧められ(体のいい厄介払いです)、イタリアのカプリ島にやってきたブライスでしたが、突然ダリウスの妻のソニアが現れ、地元マフィの銃撃戦に巻き込まれます。(原因はソニアの尻を触ったマフィアを彼女が殺したから)
新婚旅行初日に消えたダリウスの救出を依頼してきたソニアは、半ば無理矢理ブライスを連れ出して、拉致されていたダリウスを助け出します。ところが彼を拉致していたカルロは、インターポールのボビーの情報屋だったため、ボビーから死亡したカルロの代わりに3人に情報を集めるよう命じられます。
実は、EUによる長期経済制裁で疲弊しているギリシャを憂う愛国者のアリストテレスが、EU理事のフィッシャーを殺害し、EUのインフラ網を破壊しようとして、手始めにクロアチアの町で送電線の電力異常を起こしていました。ボニーは、落雷が原因ではなくサージ攻撃だと考え、カルロから情報を得ようとしていたのです。
ダリウスとソニアは自分たちの罪の放免を、ブライスは仕事の復帰を条件に、カルロの振りをしてEUの電力網の中継地点の情報の受け渡し役になりすましますが、ボビーが上層部に彼らを使うことを隠していたため、現場で捜査員たちと遭遇した挙句、国際指名手配犯となってしまいます。
テロを防いで汚名を払拭するため、3人はフィレンツェで情報の受け渡し相手に会いますが、ボディガードのマグヌソン(ブライスより格上)や、殺し屋ゼント(日本人でダリウスより若い)と情報の入ったカバンを巡ってバトルになります。
何とか追跡を振り切った3人は、ブライスの義父のもとへ身を寄せます。(ブライスには伝説のボディガードと謳われる養父に対するコンプレックスと憧れがあるようです。)
養父は、ブライスの母の死因がブライスの優柔不断によるものだと話し、母を目の前で失った過去を持つソニアはそれを聞いてブライスを案じました。
隠れ家に案内された3人でしたが、そこで睡眠薬入りの矢を射られてしまいます。
拉致され目を覚ました3人の前にアリストテレスが現れると、ソニアは彼の恋人だった過去を思い出します。(事故で記憶喪失になっていたらしい・・嘘くさいけど)
拷問部屋に連れて行かれたダリウスとブライスは拷問者が二人の掛け合いに気を取られた隙をついて逃げ出します。しかし、子供を欲しがっていたソニアに睾丸を撃たれて種無しになったことを黙っていたダリウスは、それを知った彼女に捨てられてしまいます。
館を脱出したものの生きる気力を失たダリウスと、養父がアリストテレスのボディガードで、彼から「お前は私の恥だ」と切り捨てられたブライスは、バーで飲んだくれます。そこにソニアから電話がかかってきて、記憶喪失や別れ話は二人を逃がす口実だったと知ったダリウスは、ソニア救出を決意しブライスに発破をかけてアリストテレスのクルーザーに乗り込みます。
海底の送電網を使いサージ攻撃を仕掛けようとするアリストテレスを阻止しようと、二人はマグヌソンとゼントを倒し、駆けつけたソニアと3人でアリストテレスと養父も倒します。銃を持たないブライスを嘲笑った養父が、ペンナイフで倒される展開でした。サージ攻撃を手動で止めたブライスは爆発するクルーザーからダリウスとソニアを連れて海へ飛び込みます。
テロを防いだ功績で栄転を約束されたボビーは、3人の指名手配を解除することを約束し、ダリウスとソニアには新婚旅行の続きとしてクルーザーをプレゼントします。渡された紙が警護資格復活の書類だと思い込み喜んでサインしたブライスは、それがソニアとダリウスの養子になる養子縁組届と知って驚愕します。そういえば、彼らが仲直りした時に「実子が出来なくても養子を貰えばいい」と話していたっけ😜
数日後・・全国指名手配が解かれるまでクルーザーに留まることを指示され、ソニアとダリウスは昼間から新婚気分全快です。彼らを唖然と見つめていたブライスはクルーザーから海中へ飛び降りましたとさ。😁
ソニアの破天荒ぶりがとにかくぶっ飛んでます。振り回される男二人が可愛く見えてきますが、ブライスは今回(も)気の毒な役回りみたい。養子になったということは続編ができても3人ということですね。彼の災難はまだ続きそう。
それにしてもアントニオ・バンデラスは年齢を重ねて悪役が増えているような。