これまでに 何度も限界を感じてはいたけど
去年の 弓を持つのに影響する右手首の骨折は 技量を超える 二胡弾きとしての限界だった
それは 諦めるのにも 都合の良い現実だったと思う
私の場合は 音色に惹かれたのでなく 楽器を譲っていただいたことがキッカケだったけど
耳にすればするほど 二胡の魅力は深まり
だんだんと 弾くよりも 聴く二胡になっていきつつあった
そんなとき 右手首の骨折
少し前に グループレッスンの教室へ 退会の挨拶に出向いたところ
二胡を好きなだけでいいのです と
[戻りたくなった時には いつでもいいから] と 優しすぎる先生
自主的に追いかけたり 二胡友さんとの繋がりだったりで切れることのない ご縁
12月23日
1時半開演に少し早かったので リハーサルの様子を 家族のラインに送ったら
娘からも夫からも 続けることにエールを貰う
二胡の音色は 涙に繋がる
私も いつか私の二胡で誰かを [泣かせてみたい] を目標に頑張る時期があった
もしかしたら それがネックで 技量の限界を感じていたのかも
そうね
リハビリが目的なら 誰かを泣かせるような音色でなくても ・・・
そう思ったら
1年近く触れてなかった二胡のケースを開ける私がいた