気象や 固体そのものの事情で 本来は その時期に咲くはずのない花が 季節を外れて咲くことがある
そんなときの花を 私は “狂い咲き” と呼ぶ
日常会話での 狂い と言う表現は好ましくないと思うのに 誰に教わったわけでもない花の狂い咲きについては 特に違和感を抱くことも無かったけど
今このとき 季節外れに咲いた春の花を見つけたかたが “帰り花” としているを目にして それを書かれたかたに 実に似つかわしい表現だなと思った
日頃より その時々に出会った花の有りようを綴る語り口から なんとなく そのお人柄が察せられるような気がしていたのだ
よそ様の文面から学ぶことは多々あり 時にはまた やはり私の考えることも違っては無いんだなと思う文面に出くわすこともある
メディアでは いろいろな分野でのアクシデントにより 経緯の説明を終えたあと 申し訳ありませんでした の礼に続いて 関係者がマイクを前に起立し 深々と頭を下げる場面
そんな場面に限らず
「深くお詫びしたいと思います」 「反省したいと思います」 「今後 気を付けたいと思います」 という言葉使いに違和感を覚えるのは私だけかな?
失敗を繰り返さないための反省には 未来への単純な思いでなく 強い意志を持って 「お詫びします」 「反省します」 「気を付けます」 であるべきではないか と
そんなことに違和感を抱きつつあるとき 最近になって ご自分の意志を 「~しようと思います」 から 「~します」 に言い換え 強い意志をもって宣言される文面に出会い おぉ!私の違和感も まんざらじゃなかったんだなと 頭の中の雲が晴れたような気がしたのでした
これは たぶん will と Shall の違いじゃないかと ここでまた思い出される出来事が
中学の2年か3年の時のテストで 次の文に willかshallを入れろ というのがあった
「私は明日 勉強します」 という例題で 私は 明日の事だから 「たぶん」 を想定し Shallを当てはめたところ バッテン
納得がいかなかった私は 答案用紙を手に職員室へ行って🌼先生に疑問を投げかけたところ 「勉強は必ず明日します」 という意志未来だから will でなければならない と
それでも すぐには解決できず問答が続いて 居合わせた別クラスの英語担当である🌳先生も交わり 結果は 「shallも間違いではないのでは」 という🌳先生の意見が採用された
「それで何点がプラスになるの?」 という🌳先生の問いに 「1点」 という🌼先生の返事で爆笑したという思い出
しかし やはり 「明日 勉強する」 と言う意志を含んだ未来だから willでなければならなかったと 今なら思える私である
あの頃からは だいぶ地球が狭くなって 英語も他国語ではなくなりつつある今 willもshallも 違う使い方になっているんだろうな~ と思えるけど
取り返しのつかないアクシデントでの謝罪は シッカリと意志未来で以って対処して欲しいものです
猛暑のあとの帰り花
ミニバラのグリーンアイスにアリが