名古屋場所の何日目だったかな 照ノ富士が全勝とのニュース
で 特に相撲ファンではないけれど
優勝なら 全勝での優勝だったらいいな と思って なんとなく応援していたけど
オリンピックに気を取られていたら いつの間にか 照ノ富士2敗となっていた
特別なファンでもないから 千秋楽の勝敗により優勝決定戦ということになって 更に楽しめたかな
高校野球の 西東京大会決勝戦は 惜しくも準優勝で涙涙の球児たち
池江璃花子さんの 涙
結果はともかく こんなオバサンにまで名前が知れてる ってだけで すごいよね
❝すごい❞ ねぇ・・・
パリオリンピック開幕を前に テレビでパリの街を紹介していた
私の古い不確かな記憶では 凱旋門から放射状に広がった道路の一つ シャンゼリゼ通り
コンコルド広場に繋がる その途中に JALの支店があった
後で知るには 街の景観を損なわないため 原色を使ってはいけないという決まりがあって
JALの ロゴマークである赤い鶴は いぶし銀になっている と
もう一度 パリに行きたい 行って いぶし銀の鶴を確かめたい
おぼろげに そんなことを思っているうちに JALのパリ支店が 移転したとか撤退したとか
まぁ どうしても確かめたい と言うほどのことでもなかったし そのうちに記憶から薄れ
獣医さんにて 待合室のテレビで開幕前のパリが紹介されていて思い出された いぶし銀の鶴
時間外の待合室で すっかり顔なじみとなった飼い主さんとの話題に 私の 叶わなかった思いを話そうと
[50年前の パリのJAL支店では・・・] と 語り始めたところ
[すごいね!]と
すごい? なんで?
大谷さんもすごければ 大谷さんを騙していた一平氏も すごい
息を飲むような絶景もすごければ 被災地の惨状も すごい
若いころ 仲良かった男女グループに
[新婚旅行はヨーロッパに連れていってくれる人と結婚する]なんて ジョークで言う女子もいたりして
そんな中の 夫と私だった
もちろん そのせいではなく この休暇を利用しないと もう行けない という夫の考えだったと思うけれど
当時のパンナム機で成田を発ち 南回りで3~4時間ごとに給油のための離着陸
確か27時間を要して フランクフルトに着き ドイツ フランス スイス を旅したのだった
ホテルも列車も 予約なしの行き当たりばったり
今思えば これは確かに すごいことだったと思うけれど
待合室での すごい が意味するものは それとは違うような気がして
そこで 幻となった いぶし銀の鶴 について語るのは止め 話題は やがて始まるオリンピックへと
同じ発音でも 意味が変わり 特に この ❝すごい❞ は 両極端の意味がある
最近 触れた ふたつの状態を表す ❝ギャップ❞
同時期に ニ面性が同居する 表と裏の ギャップ
過去の状態から わけあって変化したことによる 現在と過去の ギャップ
これを 区別しないとね
詩ちゃんの 試合前と 試合のあとのギャップも 大きかった
詩ちゃんの涙 会場に響き渡る ♪ウタコール は こんなオバサンをも涙させた
4年後 8年後でも 32才
ここにも 詩ちゃんを応援してるオバサンが いますよ!