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下町暮らし

2024-10-31 12:05:30 | 日記

 今年の 我が家のハロウィンは

たしか去年は 小樽でハロウィン一色の街を歩いたっけと思い 記録を遡ったら それは一昨年のことだった

この鮮明な記憶が2年前だったとは 月日の経つ速さに新たな驚き

 

一年で 最も好きな秋 ほんもののそれらしき季節となり

ご近所の町会役員さんから 柿を頂きました

ここで暮らすようになって20年余り

2001年の新築時に ベランダの材質をアルミか木造かの選択があって

耐久年数が20年という 木造のマイナス事項を深く考えることなく 趣を優先したのでしたが

2年前のハロウィンどころか 光陰矢のごとく過ぎた20年

そろそろ木材の老朽化が気になり 鉢花の処分も伴い いっそ取り払うことに

そこでガレージを空ける必要があり 地主さんである町会役員さん所有の駐車場をお借りしたのだった

その お支払い段階で

[空いてるところを使ってもらっただけだから 使用料は不要] と 

金銭に太っ腹な精神が 庶民には実に心地よい

とはいえ その心意気に応えて ささやかな菓子折りをお届けしたところが

ちょうど 広い庭の一角で 鈴なりとなった柿の収穫をしておられて

[ちょうどよいところに来たわ] 

と スーパーのレジ袋に もいだばかりの柿を入れて下さった

 

この地域は 広い土地を運用する古い地主さんと 我が家のような外様とが入り混じっていて

下町の風情は薄れているけれど こんなような名残も

 

昨日は

娘と一緒に こなすべき用事があって [今 出て来られる?] と 駅前に呼び出され

大急ぎ 駅へ向かった私のいでたち

朝 身支度を終えた後に 薄手のスキニーでは膝小僧が寒く とりあえず身に付けた短パン

駅前のスーパーで娘と合流し 用事を済ませて我が家に戻り

二人でお茶しながら ふっと気付いた短パン!

あらっ 私 こんな格好で駅前に行ったんだわ

[うん 面白い格好しているなぁ と思ったけど オバアチャンだから何でもアリなのかと思って] と娘

そうだったんだぁ・・・

ここが 港区の白金台だったら 娘からの キツイお叱りが有ったかもね


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