はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

クモクモ仙人・斎藤眞一郎さんの遺稿集『中池見湿地』

2008-12-10 | 中池見

2008年12月10日(水曜日)
一般質問の2日目・・・
わたしまで順番がまわってくるはず! と思っていたら
なんと、明日の1番になってしまいました。

今朝、起きた時から体長は最悪だし、声もうまく出せない。
こりゃ困った・・・
昨日から続いている腕の痛みも、
いっそうひどくなっているし・・・

議会事務局に電話を入れ、午後から出席しました。

今回からの一問一答方式での一般質問は
議論がかみ合いひじょうにわかりやすい。

ほとんどの議員が持ち時間・30分をフルに使っての
質問をおこなっているため、
これまでの質問・答弁を含めての60分より
長い時間がかかっています。

とても初めてとは思えない一問一答での執行者との
やりとりに、議場は熱気を帯びています。

きっとみなさん、もっと早くから一問一答に
しておけばよかった・・・と思っていることでしょう。

しかし、2時間議場に座っているのはけっこう疲れます。

暫時休憩がはいるたびに、
いまやすっかり「同病相憐れむ」仲となった
多田副市長と、しんどいね~ いたいね~と
いたわりあっております・・・

さて、タミヨさんちでの夕飯を終えて帰ってきたら
『奇跡の泥炭湿原~中池見湿地~』という本が
届いていました。

              

中池見湿地にほれ込んで、通い続けてくれた
在野の蜘蛛の研究者である
斎藤眞一郎さんが末期の胃がんと闘いながら
病床で死の直前に書き上げた本です。

おつれあいの好子さんが眞一郎さんの一周忌をまえに
発行された貴重な1冊です。

斎藤眞一郎さんは、わたしたち中池見の仲間たちのあいだでは
「クモクモ仙人」とよばれていました。

飄々と中池見を歩き回り、
不思議でユーモラスで、わたしたちをあったか~く
包み込んでくれました。

中池見にコンコンと湧き出る泉は、
「クモクモ仙人の泉」と名付けられています。

遠い空の彼方の仙人になってしまった
クモクモ仙人さんは、きっと大好きだった中池見湿地を
これからも見守り続けてくれることでしょう。

コメント (2)
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