はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

今日の福井地裁

2015-09-03 | 脱原発

本町界隈もやっとお祭りらしくなってきた。

商店街をそぞろ歩く人たちが少しずつ増えてきた。

市内の小中学校は今日から3日間、お休みになる。

その分、ほかの地域よりも夏休みが早く終わる。

孫も、朝一から健さんのもとへやってくる。

そしてわたしは福井だ。

午後3時開廷の大飯・高浜仮処分の審尋のまえに、弁護団会議があるので

1時過ぎに福井駅到着の電車に乗った。

2時40分に入廷。

今日の審尋は、大人数となった。

債務者である関電の社員によるプレゼンテーションがおこなわれた。

事前に裁判所から債権者・債務者の双方に提出された質問に対する

プレゼンテーションである。

パワーポイントを使っての説明であったが、

100分という長い時間をかけているのに、なんと稚拙な説明!

レベル低すぎ! というのがわたしの率直な感想である。

当初、2時間で終わる予定が、裁判官の合議や休憩をはさみ

3時間という長丁場になった。

午後5時に予定していた記者会見も1時間以上遅れて開始。

会見の会場は、支援者と報道関係者の熱気にあふれ、

この裁判に対する関心の高さがひしひしと伝わってきた。

日本で唯一、原発を止めた仮処分の意義は大きい。

しかも、世界一、過密な原発集中立地の福井県であることも・・・

ここ、福井地裁から、日本の原発の未来予想図は

日本中の原発を止めるほうへと塗り替えられていく。

国や原子力ムラという巨大権力との闘いでもある。

若狭の原発のまわりで普通に暮らす市民である申立人は9人。

支援してくださるみなさまと、

全国各地からの選りすぐりの弁護団のみなさまの

おかげで、ここまで歩んでこられたことに、

心から感謝している。

 

 

 

 

 

 

 

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