はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

東京ダモイ

2015-09-19 | 読書ナリー

昨晩は、インターネット中継で国会中継を最後まで見届けた。

結局、眠れないまま朝を迎えてしまった。

議会中だけど、せっかくの連休だし、ひさしぶりに

ノンフィクションではない本を読みふけった。

ちょうど1か月ほど前、タミヨさんが

「ダモイ」というロシア語の意味を調べてくれと言ってきた。

シベリアに抑留されていたわたしの父・ナオゾウさんの残した書物の中に

出てきた言葉だという。

ナオゾウさん自身も、夢にうなされながら叫んでいたと

タミヨさんに聞いた。

なぜかナオゾウさんに意味を聞くのが怖かったそうだ。

「ダモイ」には帰郷という意味があるのを知った。

そしてわたしが手にした本・・・

「東京ダモイ」鏑木蓮さんの江戸川乱歩賞受賞作である。

わたしにはナオゾウさんに直接、戦争の話やシベリア抑留の話を

聞いた覚えはない。

それでもタミヨさんから伝え聞いた話が「東京ダモイ」に

描かれていることと、かぶさって胸に迫ってくるものがある。

今夜もまた、眠れそうにない・・・

 

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明日に向かって風はふく

2015-09-19 | 日々の暮らし・議会・市民運動など

とうとう、安保法案が成立してしまった。

でも悲観はしていない。

脱力感もなければ、徒労感も感じていない。

戦後70年、いやこの国が生まれて初めてと言ってもいいだろう。

新しい民主主義の風が、吹き始めているのだから・・・

組織や権力に縛られない、

市民の市民による市民の政治が、

すでに足跡を残し始めているのだから・・・

わたしたちは、ひとり一人が自分自身の声で

自分自身の想いを

語り始めているのだから・・・

あらゆる世代の人たちひとり一人が、政治の当事者になって

声をあげているのだから・・・

わたしたち自身が、わたしたち自身の手で

希望を生みだしたのだから・・・

わたしたちはこれからも

しなやかに、したたかに、そしてしつこく

闘い続けていく。

わたしたちが生みだした民主主義の新しい風にのって・・・

 

 

 

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