雪と格闘しないですむ冬って、なんて楽なんだろう。
この冬、わたしは一度もスコップを握っていない。
そういやぁ、ゴム長も履いていない。
でもね、なんだかちょっとさみしい気もするんだよね。
草野新平の「ゆき」の詩を口ずさみながら
ほんとに、「しんしんしんしん」と空から舞い降りてくる雪を
眺めていると、なんだか空に吸いこまれていく気分になる。
わたしだけのたったひとりの世界だ。
今年はそんな気分も味わっていない・・・
アダモの「雪が降る」を聴きながら、
ちょっと感傷的になっているわたしです。