3月議会・補正予算の中に
選抜高校野球に出場する気比高校に、200万円の奨励金が
計上されている。
文教厚生分科会でこの予算について、熱い議論となった。
スポーツと文化芸術・科学技術のそれぞれにおいて
全国大会に出場すると
個人には10,000円
団体(14人以下) 50,000円
団体(15人以上) 100,000円という金額が
要綱に定められている。
ところが、高校野球だけ別枠で
夏の甲子園は出場時に300万円、準々決勝進出時に200万円
春の選抜は出場時に200万円、準々決勝時に200万円
となっている。
以前から、なぜ高校野球だけ特別扱いするのか
ほかのスポーツや文科・芸術系の生徒に比べ不公平である、
がんばっているのは同じではないか、
ほかの市町では出していない・・・と言った声があがっている。
高校野球はテレビで全国放送され、
「敦賀気比」が活躍することで敦賀をアピールしてもらっている。
まっ、早い話が200万円でCMしてもらっていると思えば
安いもんだ・・・しかも全国放送だし・・・
という見方をする人もいる。
市民の中にも、疑問視する人は多い。
わたしは、高校野球だけ特別扱いすべきではない派だ。
そもそもCM効果などを評価に持ち込むべきではない。
議論は結論を導くところまでは至らなかったが
今後もこの案件には注視していきたい。