今夜も熊本県で地震が相次いでいる。
午後8時42分の震度5強のあと、数分おきに震度3の余震が続いて
おきているのだ。
8時42分のあとも連続しておきた余震をいれると
震度1以上は568回という、驚異的な数字になる。
過去最高だった中越沖地震をおおはばに超え、最多の回数になった。
避難されたみなさんの健康被害が心配される。
精神的にも肉体的にもとうに限界を超えているはずだ。
障がいのあるかたや、こどもたち、病気を抱えている方、
高齢者など災害弱者にとっては、なおさらのこと。
すこしでもケアが行き届くように祈るばかりだ。
でも、そのケアを担う人もまた、被災者という現実もある。
遠くにいてもほんとうに、心が痛む。
ニュースによれば、
益城町中心部の直下に延びる新たな断層も現地調査で発見された。
布田川(ふたがわ)断層帯から分岐した断層は、
長さは約5キロ、横ずれ幅は最大約1.2メートルで、
M7に相当する規模という。
また、宇土市と八代市では、市庁舎が倒壊寸前という。
敦賀市役所も経年化と耐震の問題を抱えている以上、
他人ごとではない状態にある。
眠れぬ夜は今夜も続く・・・