他人の痛みは、わからない。
でも、わたしがその人の立場だったら・・・
と、考えることはできる。
津波で、家族を失ったら
放射能が怖くて、避難していたら
お金がなくて、学校へ行けなかったら
いじめられて、毎日、泣いていたら
わたしが、そうなったときには、
周りの人に、どうしてほしいだろう・・・
と、考えることはできる。
より弱い立場におかれた人たちのために
わたしは、何ができるだろう・・・
それを解決するためには、どうすればいいのだろう・・・
と、考えることはできる。
政治は、より弱い立場に置かれた人たちのために
よりよい法律を定め、
その人たちを支援をするためにあるはずだ。
国も地方自治体も、より弱い立場に置かれた人たちを
切り捨てようとしている。
かなしいけれど、それが現実だ。
自治体が予算を計上するときや
条例を制定するときには、
より弱い立場に置かれた人たちにとって、
この予算や条例は、これでいいのだろうか・・・
と、考えてほしいと思う。
それこそが、政治だから・・・