はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

「国際原子力ロビーの犯罪」 コリン・コバヤシ著

2017-04-03 | 脱原発

フランスでの調査は、

*原子力大国と言われるフランスの現状

*スーパー・フェニックスの廃炉問題

*日本が共同開発を進めようとしているASTRID計画について

*もんじゅの廃炉の影響

*脱原発への道

といったさまざまな問題に、

インタビュー形式で答えていただくという方法で行った。

 

わたしがインタビューさせていただいた方々との

アポイントメントと、同時通訳をしてくださったのが

コリン・コバヤシさんである。

 

コリン・コバヤシさんは、1970年からパリに定住。

芸術家でもありフリージャーナリストとしても

活躍されている。

 

そのコリンさんへのインタビューで、

「エースト・プロジェクト」という存在を初めて知った。

 

チェルノブイリの事故後に組織された「エースト・プロジェクト」は、

長期的に汚染された地域に

いかに、住民に納得済みで放射能汚染を受け入れさせ

移住させるかという「放射線防護文化」構築という名の

操作的な教育プロジェクトであり

コミュニケーション戦略なのだという。

 

今、福島復興をうたい、ふるさと帰還をうながす

大合唱は、まさにこの「エースト・プロジェクト」に他ならない。

 

2013年に出版された「国際原子力ロビーの犯罪」という

コリンさんの著書には、「エースト・プロジェクト」の実態が

詳細に記述されている。

  

チェルノブイリ、そして福島を経験したにもかかわらず、

自分たちに都合のよい理論をつくりあげ

自分たちだけの利権と

自分たちの権威のためだけに

ひそやかにプロパガンダを続ける国際原子力ロビー・・・

それは、犯罪以外の何物でもない。

 

 

 

 

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4月2日(日)のつぶやき

2017-04-03 | 脱原発
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