「反原発自治体議員・市民連盟関西ブロック発足の集い」に
参加してきた。
今日の午後2時から
高槻市生涯学習センター3Fの研修室が、その会場となった。
今立町の山崎隆敏さんの講演に続き
福島からは大熊町会議員の木幡ますみさんによる
福島第1原発事故と大熊町の被害の実態の報告があった。
福島への帰還推進の大合唱が
いかに悲惨な現実を生み出しているのかを
語る木幡さんの言葉の一つひとつが、胸を締め付ける。
これが、「エートス」による仕業なのだと
あらためて思い知った。
************************
*エーストとは・・・
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nuclear/Fukushima_ethos.html
福島では、いま国際原子力ロビー(原子力推進連合体)によって「エートス」プロジェクトが進められつつあります。(エートスとは、「いつもの場所」を意味し、転じて習慣・特性などを意味する古代ギリシア語。)
福島での実行団体である「福島のエートス」(ETHOS IN FUKUSIMA)は、会則の目的に「本会は、ベラルーシでチェルノブイリ事故以降行われたエートスプログラムを参考としながら、住民が主体となって地域に密着した生活と環境を回復させていく実用的放射線防護文化(以下エートス)の構築を目指す」とあります。
一見すると、良いことを目指しているようにも取れますが、ベラルーシのエートスプログラムには、原発事故の被害を極力小さく見せること、住民が移住しないことを自主的に選んだように見せかけながら住民を留まらせたことなど、国際原子力ロビーの恐ろしい意図が隠されていました。
******************************
その後、今大地も時間をいただき、現在行っている
高浜3・4号運転停止の仮処分申立について
報告するとともに、この仮処分申立の新しい運動を
ぜひ、広めてほしいと結んだ。
今日のサプライズは、高槻市で仮処分申立をおこなった
水戸喜代子さんとの再会である。
最初の大飯3・4号の仮処分の申立人でもあり
ともに申立人代表として、「決定」を勝ち取ったふたりである。
水戸さんには、いつも勇気と元気とやさしさの
オーラを分けていただいている。
しなやかにしたたかに、そしてしつこく運動を
続けてこられた気概には、いつも頭が下がる。
これからも、3S(しなやかに、したたかに、しつこく)の
心で、反原発の運動を続けていきたいと思う。