はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

「歌川広重の世界」

2018-08-13 | 映画・音楽・演劇・絵画など芸術関連

リハビリが終わったあと、福井市美術館へ直行。

 

ここの美術館は、小さいけれど景観もいいし、

企画展も洗練されている。

     

今回は、「歌川広重の世界」・・・

 

浮世絵版画は絵師と彫師と摺師、

そしてプロデューサーの版元があって初めて完成する。

 

その工程を思い浮かべながら、観る浮世絵の

繊細さ、緻密さに感嘆のため息がもれる。

 

微妙に違う初摺と後摺の色の違いや、山並みの稜線の違いが

丁寧な解説とともに並べて展示されているし、

ゴッホが広重の版画をもとに習作した絵もあり

見どころ満載である。

 

特におすすめは、敦賀の松原海岸から見た風景と

若狭かれいの漁のありさまの風景。

 

一足早い芸術の秋をたっぷり楽しんだ午後でした。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする