先日の台風で、氣比さんのユーカリの木が折れた。
タミヨさんは、次の日、氣比さんへ見に行ったそうな。
ちょうど、女の人が車にそのユーカリの枝を
いっぱい積み込んでいたんだそうな。
で、タミヨさんは
「わたしもユーカリの枝、もらってもええやろか」
と、尋ねたらその人曰く、
「天然記念物やから・・・むやみにもっていったらダメです。」
「フン! 天然記念物ぐらい知っとるわ!」
と、思ったけれど声には出さんかったタミヨさん。
「へ~・・・おたくさんは天然記念物でも持っていけるんや」
「これはちょっと・・・モゴモゴ・・・」
「おたくさんは、市役所で許可でも、もろとるんですか?」
「・・・すこしやったら・・・ムニャムニャ・・・モゴモゴ」
と、まあこんなやりとりがあって、
その女の人から、天然記念物のユーカリの枝を
分けてもらってきたんだとさ。
ユーカリは、樹の上のほうの葉っぱは細長く
少し丸みを帯びた葉っぱは、樹のしたのほうらしい。
でも、天然記念物のユーカリの木、
ホンマに持ってきてもよかったんやろか・・・
タミヨさん曰く、台風で折れたんやし、あとは捨てるか
燃やすしかないんやから・・・
こうやって記念に、飾っとくんや!