今夜は空気が澄んでいるのか、月も星もキレイに見える。
「煌々」という言葉が似合う今夜の上弦の月・・・
カメラマンの腕のせいなのか、スマホが古いせいなのか
こんなぼやけた写真しか撮れなかった。
今日の午後は、タミヨさんにお付き合い。
もうかれこれ10年以上使っている携帯が
使えなくなるから新しい機種に変更しに行ってきた。
予約がいっぱいで2時間待ちだというので
アピタで買い物をするというタミヨさん。
何を買うのかと思ったら新しい靴が欲しいらしい。
立ったまま履いたり脱いだりできて
軽くて足にフィットして・・・と、なかなか注文が厳しい。
立ったまま、履いた脱いだりを繰り返すこと8回あまり
やっとお気に召した靴が見つかった。
そのあと、100均で煮豆を入れるパックと
シャンプーキャップなどを買い
めったにアピタには来れんからと、店内を見て回った。
それでも予約時間までは1時間もある・・・
携帯は、わたしが受け取りに行くことにして
タミヨさんを家に送ることにした。
で、駐車場へもどるときのことである。
アンタ、車どこに止めたかなんでわかるんな?
昔な、京都の彩雲堂ちゅう画材屋さんへ行ったときにな
帰りしな店出たら、どっちへ行ったらええか
わからんようになってな
もういっぺん、店入って後ろ向きに出てきたんやで・・・
あ~・・・いつもの方向音痴の自慢(?)話だ・・・
アンタ、お父さんに似たんやで、方向音痴やないのは・・・
やっぱ、血ィやな・・・
最後はやっぱ血ィの話や・・・
その血ィの話には続きがある。
数日前、仕事が休みだった息子が、タミヨさんに
1日中、付き合ってくれたらしい。
ホンマ、あの子はやさしいんにゃわ・・・アンタとちごて・・・
誰に似たんやろ? ぜったいアンタの血ィやないわな・・・
アンタんてな、てにゃわんのはきっとオババの血ィや。
ホンマ、アンタに似んでよかったな~・・・
わたし・・・タミヨさんのほうがぜったい
てにゃわんと思うけど・・・と心の中でつぶやいた。