あと数日でクリスマスがやってくる。
今年は、ホワイトクリスマスになるんだろうか・・・
幼いころ・・・そうまだ
サンタクロースがホントにいると
信じていたころのことである。
ウチの家には煙突がない!
ということに気付いてしまったのだ。
家に風呂があるところには、みな煙突があったけれど
我が家には風呂がなかったのである。
「煙突がないとサンタさんが入ってこれん・・・」
わたしの涙ながらの訴えをきいたオバアチャンは
「なんともない。 今日は鍵 閉めんさけ」
「煙突なんかないでも、へいきや」
庭に面したガラス戸の鍵がかかっていないことを
何べんも確かめて布団に入ったわたし・・・
「おとろし女やわ」と言われているわたしにも
こんなに純真で可愛い時代があったんだよ。
今夜は山下達郎の
「クリスマス・イブ」を聞きながら眠ろう・・・