2009年7月22日(水曜日)
東京にいた3日間というもの、暑さ知らずで
汗もかかず、日焼けもしないという
結構ずくめ。
こんなに過ごしやすいなんて、常日頃の
行いがいいはるみさんならでは・・・
と、自画自賛。
今朝も9時半からの資源エネルギー庁での
面談には、新エネルギー対策課の課長補佐さんが
3人も目の前にズラーっと勢ぞろい。
こりゃ豪勢だわ・・・
まずは、なぜ一般社団法人の協議会に交付金補助を
させるようになったのかをお聞きするところから
スタート。
情報公開制度の適用模倣的な縛りもない中で
協議会の情報公開については
指導するというけれど、協議会はあくまでも
民間法人・・・どの程度まで情報を提供するのかは
はなはだ疑問。
昨年まで事業者支援でエネ庁が補助金を出してきたあと
各地で風力発電をめぐる問題が多発していることの
責任はないのかとつめよったら
あくまでも事業をやるのは事業者であって
お国は補助金の交付で事業者を支援しているだけとの
認識らしい。
環境影響評価書をめぐる手続きの不備がありながら
交付決定してきたというのに、
評価書については法的な位置づけではなく
事業者の好意の元の行為なんだそうな。
ただ、環境省のほうからも評価書の手続きの不備を
指摘されたのだそうだ。
*手続きの不備とは・・・
本来は環境影響評価方法書の縦覧→意見を聴く→
環境影響評価書案の縦覧→意見を聴く→
環境影響評価書の作成・公表となるべきものが
評価書案で意見を聴いた後、
正式な評価書の作成や公表を行わないまま
事業者が補助金申請をしてきた。
挙句の果てに
自治体が環境保護条例に風力のことを
盛り込めばいいんだという。
おもわず、自治体に丸投げ?
と声がひっくり返るわたし。
たしかに自分たちの町のことは自分たちで守らにゃ
とはいつも言ってるわたしだけど、
なんの許認可権もない市町村やそこに生活している
住民のことなど、な~んにも考えてないのね・・・
と思ったら、プッツンしてしまったのだ。
今大地さんは風力に反対ですか?と聞かれたので
はい!
じゃ原子力や火力に賛成?
いいえ!
じゃあ、日本のエネルギーはどうするんですか!
反対するなら代案をだしなさいよ!と
これまた、推進派が必ずお口にする議論吹っ掛け・・・
いやいやこれに乗っちゃあ話が長くなる・・・
あちらも敦賀の議員さんだからこの議論を
してみたいとまで、おっしゃってくださったが
そこはお互いに大人ですもの・・・
この議論は次回と言うことで矛を収めることに。
ほんとはさ、こんだけ山肌削ったり環境ぶっ壊して
何百も風車おっ立てて、火力発電所はいったい
何か所へったのかな~・・・とか言いたかったんだ。
結局、資源エネ庁は風力発電を推進するために
事業者の支援をするだけで
あとは野となれ山となれ・・・
環境のことや低周波音のことも耐震のことも
ほかの省庁のことだから知らんぷり、
というより、口出すことじゃないと思ってらっしゃる。
縦割りもいいとこだわ・・・
ただ、真摯に向き合って話を聞いていただき
得るところもたくさんあったし、
これからもいろいろとお聞きしたいとお願いしたら
快く応じてくださるとのこと。
ダメもとで直接、当たって砕けろ・・・
とばかりに、押しかけていってよかった・・・
さあて、これからが本番スタート。
まずは市長に、ぜったい同意書を出させないことだ・・・