はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

阪神大震災から15年 民主激震の今日この頃・・・

2010-01-17 | ニュースから

2010年1月17日(日曜日)
阪神大震災発生から15年・・・
地震のあとすぐつけたテレビにはなかなか情報が流れなかった。
今日の午後9時からのNHKスペシャルは
MEGAQUAKE(巨大地震)第2回「KOBE 15秒の真実」
http://www.nhk.or.jp/megaquake/

ハイチでの地震からすでに5日、被害の状況すらいまだわからない。
死者は3万人とも5万人ともいわれている。
最近、世界のあちこちで大きな地震が相次いでいる。
2012年12月21日には人類が滅亡するという映画まで公開され
話題を呼んでいる。
大きな地震がおこるたび、その予言は本当なのかもしれないと
思ってしまう・・・
地球が人類に怒っているのかもしれない・・・

さて道路はツルツル・・・車のドアも凍りついてる・・・
パソコンのキーボードを打つ手がかじかんで
氷のように冷たくなってくるので、薄手の手袋をはめたまま
パソコンに向かうわたし・・・
なんたって、冬寒く、夏暑いという我が家。
ストーブをたいている背中だけしかあったかさを感じない。

足元にも小さな電気ストーブをおいてるけれど、
手の指先までは、ぬくもってこない。

大病を患うまでは、寒さもへっちゃらだったけれど
年々、寒さが身にしみてこたえるようになってきた。

明日は福井のアオッサで福井県女性議員の会があるけれど
体調もいまいちなので欠席することにした。

夕飯はお雑煮・・・ダシのきいた味噌汁に
おもちを入れただけのシンプルな敦賀風雑煮(福井県風?)。

昨日の意見交換会の間に届いていたメールに返信していなかったのを
いま、思い出した・・・
メールは写真つきで本文には、
左手奥をご覧ください・・・となっている。
写真の左手奥には、なんと! カオナシが!!!
そう、千と千尋の神隠しにでてくる仮面男・・・
しかし、なんと影の薄い(髪の薄い?)カオナシなんだろ。
個人情報につき、映像をお見せできないのが残念・・・
(Yちゃん・・・返信しないでごめんね)

カオナシさんのおかげ(?)で民主党を連想してしまった・・・
ここ数日、ニュースは小沢さんの「政治と金」問題一色。
読売新聞は「激震民主」という特集を組んでいる。
民主の支持率は50%をきり、小沢さん辞任を求める声は80%だそうな。
そんな状況なのに、自民党に対する熱い期待感は
ほとんどないに等しい。
公明党も寄らば大樹・・・の大樹を見失って右往左往。
政党が国民の政治離れに拍車をかけていてはどないすんねん!

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100116-014762/news/20100117-OYT1T00260.htm

小沢氏「政治とカネ」つきまとう議員人生

小沢氏の40年を超える政治家人生には
「政治とカネ」の問題がつきまとってきた。

自民党時代に小沢氏が師と仰いだ田中角栄元首相はロッキード事件で、
金丸信・元副総裁は巨額脱税事件で東京地検特捜部に逮捕、起訴された。
今回の小沢氏の検察批判に、民主党のベテランは
「小沢氏は間近で師匠が検察と闘う姿を見てきた。
因縁めいたものが動かしている」と解説する。
小沢氏周辺は「検察との闘いは『霞が関への挑戦状』だ」と見る。

一方で、「政治とカネ」を巡る問題の解決に
取り組んできたという自負もある。
金丸氏の失脚後、政治改革を掲げて非自民の細川連立政権を実現させ、
94年に政治改革関連4法が成立。
カネのかからない政党本位の選挙を目指して衆院小選挙区制が導入され、
企業献金規制も強化された。
党内では「小沢氏は法改正の経緯に精通し、
政治資金の扱い方に自信を持っているが、それが裏目に出ている。
西松建設のダミー団体からの献金や、政治資金の出し入れの複雑な操作が典型だ」
との見方もある。

企業・団体献金にも相反する態度を取ってきた。

昨年は企業・団体からの政治献金やパーティー券購入の全面禁止を唱えた。
公共事業受注企業などに限定すべきだとの見解が強かったが、
小沢氏が押し切り、衆院選政権公約(マニフェスト)にも盛り込んだ。
しかし、いまだ法案提出にも至っていない。
(2010年1月17日10時10分  読売新聞)

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「議決権乱用」議会戒めた大阪高裁判決

2010-01-16 | 日々の暮らし・議会・市民運動など

2010年1月16日(土曜日)
なんとか今日の意見交換会に出席・・・
市役所の4階講堂は、満杯。
女性の姿は10人ほど・・・
そのうち半数以上は女性ネットワークのみなさんがた。

地域住民といっても借り出された住民じゃあねぇ・・・

明日の新聞記事は意見交換会のことを
どれもきっと大きく取り上げていることでしょう。

さて、わたしのパソコンはまたまた入院・・・
ほんとにわたしの体調と連動してる! ってことは
相性が悪いんじゃなくて、わたしが乗り移ってる?
なんて思ってしまいます・・・

先日取材のあったツイッター議員のことは
昨日の日刊県民福井に載っていました。
佐藤元県議(共産党)とわたしが取り上げられていたのですが
webには記事がない・・・

ここからは毎日の日野記者の記事です。
議会が違法性に目をつぶり、首長や自治体に助け舟を出すようでは、
「なれ合い」と批判されても仕方がない。
という一文は、住民訴訟だけではなくあらゆる場面での
議会への警鐘です。

決算をすでに執行されたことだからと簡単に賛成したり
おかしいと内心では思っているのに、議決の本会議場から退散したり・・・
市民からそんな議員はいらない! 議員削減しろ! と
言われるのは当たり前・・・

多分、敦賀市は違法なことはしていない! 
と反論されるかもしれませんが、
まるであんたは行政の職員? と思うような発言をする議員も
いるのですから、これではチェック機能を果たしているとは
とてもいえません。

http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20100112ddm004070112000c.html

記者の目:
「議決権乱用」議会戒めた大阪高裁判決=日野行介(大阪社会部)
◇住民訴訟の意義、考えよ 監視機能、取り戻せ
 
「住民訴訟制度を根底から否定する」「議決権の乱用」。
判決文から裁判長の強い批判の思いが伝わるようだ。

神戸市の補助金をめぐる訴訟で、大阪高裁(大谷正治裁判長)は昨年11月、
矢田立郎(たつお)市長への返還請求の権利を放棄する
市議会の議決は無効との初判断を示した。
原告が勝訴しても無意味になる条例を司法が指弾した意味は大きい。
その後、東京高裁も同じ判断を示した。
これを機に、住民訴訟の意義が再認識されることを期待したい。

訴訟は、神戸市が住宅供給公社など20の外郭団体に派遣した市職員の給与に
補助金などを支出したのは違法として、市長に約79億円を返還させるよう、
市民団体メンバーが市に求めた。
1審に続き大阪高裁は「市の職務に従事しない職員に給与を支給できないのは当然」
と違法性を認め、約55億円を市長に請求するよう市に命じた(市は上告)。

地方自治法では、地方議会は議決により「権利の放棄」ができる。
公金支出の違法性を問う住民訴訟の係争中に返還請求権を放棄する動きが広がり、
この約10年間に神戸市を含めて少なくとも全国9議会が議決している=表。

02年9月の地方自治法改正による住民訴訟制度の変更がそれを加速させた。
改正前は首長に訴訟を起こせたが、「個人負担が重すぎる」などの首長側の不満を受け、
首長に返還を求めるよう自治体を相手に訴える形に変わった。
自治体が首長側に立つ構図になるとして、有識者や住民団体は
「住民訴訟が骨抜きにされる」と懸念していた。
それが現実のものになりつつある。

請求権放棄の議決は、住民訴訟への対抗策という以外に目的が見当たらないが、
これまでの判決は議決を尊重して住民側の請求を退けてきた。

神戸市は、敗訴した神戸地裁判決(08年4月)の後の昨年2月、
政令市で初めて、係争中の返還請求権を放棄するための条例改正案を議会に提出、
議会は民自公の与党会派の賛成多数(賛成49、反対16)で可決した。
市人事課は「市長個人や団体が支払える金額ではない。
判決が確定すれば市政運営に影響しかねない」と提案理由を説明する。

これに対し、判決は「議決は市の違法行為を放置し、是正の機会を放棄するに等しく、
住民訴訟制度を無にする」と指摘した。
市は「市民に実質的損害を与えていない」と主張しながら、
補助金や委託料のうちの人件費や派遣職員の人数すら明らかにしない。
「市は職員を外郭団体に天下りさせ、補助金や委託料で高給を維持している」
という住民側主張に説得力がある。

請求権放棄に制限はなく、山梨県玉穂町(現中央市)は、
首長の価格漏えいによる談合でつり上がった損害額の分まで請求放棄した。
これでは住民が、悪質な支出を司法の場で是正する道は閉ざされる。
議会が違法性に目をつぶり、首長や自治体に助け舟を出すようでは、
「なれ合い」と批判されても仕方がない。

政府の地方制度調査会は昨年6月、「住民訴訟で係争中の請求権放棄を制限すべきだ」
とする答申を麻生太郎首相(当時)に提出した。
委員の斎藤誠・東京大教授(行政法)は
「議会の監視機能が欠如しているのは明らかで放置できない。
議決を無効とする司法判断が固まるか法律で制限するほかない」と話す。

請求権放棄に賛成した神戸市議らは
「原告はいつも訴訟を起こす人たちだから」などと語った。
カラ出張や官官接待、談合など自治体の違法な公金支出を是正するために
住民訴訟が果たした役割は大きい。
それが議員にも敵視されているのであればむなしい。

白藤(しらふじ)博行・専修大教授(行政法)は
「住民訴訟は裁判所を通して行使する参政権。
その権利が危機にひんしている」と指摘する。
地域主権が叫ばれる中、住民訴訟の意義や重要性はより高まるはずだ。

請求権放棄を提案した自治体、賛成した議員はぜひ判決文を一読し、
住民訴訟に対する認識を改めてほしい。
同時に国には、自治体や議会が容易に権利を放棄できないような仕組み作りを望みたい。

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死ぬかと思った…

2010-01-15 | 医療と健康関連
夜中から朝までトイレに缶詰め…嘔吐と下痢が止まらず、脂汗はポタポタ、悪寒はするわ、頭は割れそうに痛いわで、もう死ぬかと思うほどつらかった…助けを呼ぼうにも便座から立ち上がることも出来ず、あ~わたしもトイレでウンのツキ…か…あまりの寒さに、ハッ!と我にかえり、30分ほど気を失っていたのだと気づいた。ガタガタ体中が震えてる。ふらつきながらもトイレから脱出し、白湯に砂糖をタップリいれ水分を補給。とりあえず布団に潜り込んで、電気敷毛布を強にして体に巻きつけ、震えが治まるのを待った。また入院、点滴、絶食か…と悪い予感が頭をよぎる。一晩寝ていないので、体があったまってきたら、眠ってしまった。とにかく、目覚めるたびに水分を補給し、そのつどトイレに駆け込み、また眠ってを1日繰り返した。吐き気のほうはなくなったけれど、いまだに水分補給のたびトイレは変わらない。ぼ~とした頭でよくよく考えてみたら、同じ症状はこれで2回目。あの時はたしか、ハンバーグだった…昨日も昼食は肉料理だった…。やっぱり肉類を受け付けない体になっているんだ! 夕飯はお粥のみ…当分は半絶食になる…
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体調もパソコンも最悪・・・

2010-01-14 | 日々の暮らし

2010年1月14日(木曜日)
あ~、またパソコンが起動してくれない・・・

去年の春先に修理したばかりなのに、なんで?
泣きたくなっちゃいます・・・

悪戦苦闘するまえに、別のパソコンを立ち上げ・・・
おやおや・・・しばらく使ってなかったから
セキュリティに問題ありとの警告マーク!

ほんとに、IT機器とは相性が悪いんだから。
わたしのどこがいけないの?
それともあの人が~・・・なんて歌を口ずさみつつ
修復を試みましたが、残念!
わたしの能力ではとうてい無理というのが判明しただけ。

さて、今日はひさしぶりにほんとにひさしぶりに
軒先にツララがぶら下がっておりました。
それだけ寒いという証拠だわ。
道路はツルツル・テカテカ・・・受験生には禁句の状態です。

ところで午後からまた体調があまりよろしくありません・・・
夕飯ものどを通らないし、夜になって吐き気が止まらない・・・
熱はないけれどやっぱり風邪かしら?

う~、またトイレへかけこまなくっちゃ・・・
食べてないから出るものもないのにムカムカが治まりません。
なんだか毎年、この時期は体調が超・悪い状態が続いています。
今週末からいろんな会議が目白押しで忙しくなるというのに
困った・困った・こまどり姉妹・・・
なんていってる場合じゃないんだけど・・・

少々、おつむのほうも支離滅裂になってきたようです。
で、またまた話題が飛びまして、
今日の中日新聞に
≪福井県 監査請求者名 HP公開≫
       ~削除応じず、提訴検討
の記事が掲載されていました。
webには載っていないのでかいつまんで説明しますと・・・

福井県が住民監査請求人の住所、氏名を県ホームページに掲載し、
当事者の削除要請にも応じていないことが分かった。
請求人が市議の場合は掲載していなかった。
で、氏名が掲載されたのは市民オンブズ福井のみなさんで
請求人が市議というのがわたし・・・なんです。

わたしは削除を要求していないのに削除されていて
削除を要請したオンブズの会員名は掲載というのは
あきらかに、差別だわ・・・

県監査委員事務局は原則請求人の住所、氏名は全部載せていると
説明してるようだけど、じゃなんでわたしは載ってない?
それは不明なんだそうな・・・

原則掲載するというのなら、わたしを削除したのは
けしからん! と提訴でもするかな・・・
ちなみにオンブズ福井はプライバシーの侵害で提訴をするようです。

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意見交換会に参加できることになりました。

2010-01-13 | 日々の暮らし・議会・市民運動など

2010年1月13日(水曜日)
急な発熱も夕方にはすっかり下がりました。

風邪のようでもあり、風邪ではないような気もする熱のでかたに
知恵熱かなぁ・・・っていったら
60のばあさんがなんちゅうことを言うんじゃぁあ・・・と
たしなめられてしまいました。

還暦で赤ちゃんに逆戻りしたつもりで言ったのに・・・さ。

さて、今日は午後6時半から
東大ジェンダーコロキアムとWAN共催の
新春爆笑トーク 上野千鶴子vs澁谷知美「男(の子)に生きる道はあるか?」の
ライブ中継があるというのに、
こんな時に限って、ことわりきれない電話が入ったりする・・・

そのあとも何やかやと仕事が続き、ライブ中継を断念・・・残念無念・・・

昨日、電源立地地域対策交付金についての意見交換会への参加申込みを
したのですが、資源エネルギー庁よりお返事が来ておりました。

   ********************

平素より経済産業行政にご理解をいただき、誠にありがとうございます。
この度は、電源立地地域対策交付金についての意見交換会への
参加申込みありがとうございます。
当日の意見交換会について、下記のとおり案内させていただきます。

・当日、10時00分から市役所1Fロビーにて受付を開始いたします。
入場の際は受付を済ませてからお入りください。

また、受付の際には、ご本人確認として、受付にて氏名を告げていただき、
確認を得てから入場して下さい。
 
なお、当日に氏名がない場合等、身分を確認できるものを
御提示いただく場合もありますので、その際には御協力下さい。

・第2部につきましては、第1部終了後速やかに開催いたしますので、
10時20分までには受付いただいた上、
 前の席からご着席いただけますようお願いいたします。

何卒、御理解、御協力の程、よろしくお願いいたします。

   ********************

いったいどれぐらいの参加申し込みがあったんでしょうね。

敦賀市議会の原子力発電所特別委員会は全員参加だそうです。
(議会から委員会として参加申し込み)

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つぶやくわたし・・・

2010-01-12 | ニュースから

2010年1月12日(火曜日)
夕方あたりから、荒れ模様・・・まだ雪にはなっていないけれど
風が強く、横殴りの雨が窓を打ちつけている。
明日は9時半から会議・・・

さて今日は、今年初めての勉強会。
そこで話題に上がったのが、ツイッター。

福井県内で「ツイッターと政治(ぽりったー)」に
登録されているのはわたしを含め、たったのふたり。

ツイッター議員ということで取材もあって、
勉強仲間の議員にもお勧めしたというわけです。

ネット選挙運動の解禁も見えてきたし、
若い世代に急速に広がっているツイッターは、
政治への関心を高める手段としてもおおいに、
力を発揮してくれると確信している。

わたしのツイッターをフォローしてくれているなかには、
投票を呼び掛けるグループや議員もいて、
なかなかに興味深い。

しかし、まだまだ勉強不足のわたしには、わからないことだらけ・・・
ブログより「つぶやく」のは超・簡単だし、長続きはしそうです・・・

さて、ここからは気になっていたニュースを掲載しておきます。


http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100113k0000m040125000c.html

性別変更夫婦:子供問題改善へ 千葉法相が方針(毎日新聞)
 
性同一性障害のために戸籍を性別変更した夫婦が
人工授精でもうけた子について、法務省が非嫡出子と判断している問題で、
千葉景子法相は12日の閣議後会見で
「このままでは問題。早急に改善に取り組みたい」と述べ、
家族の救済も含めて対応を見直す方針を明らかにした。
運用で対応可能か、法整備が必要かの検討を省内に指示した。【石川淳一】


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100111-OYT1T00019.htm

「夫婦別姓」子供たちの姓は統一…民法改正案(読売新聞)

法務省が通常国会に提出を予定している選択的夫婦別姓制度の導入を
柱とする民法改正案の概要が明らかになった。

焦点となっていた別姓を選んだ夫婦の複数の子の姓は、
夫婦どちらかの姓に統一する。
法務省は近く与党内の調整に入り、3月に改正案を閣議決定したい考えだ。

別姓を選択した夫婦の子の姓について、民主党が野党時代に繰り返し
議員立法で国会に提出した民法改正案は、
兄弟姉妹で姓が異なることを認めていた。
これに対し法相の諮問機関である法制審議会は、1996年の答申で、
兄弟姉妹の姓を統一するべきだとして見解が異なっていた。

選択的夫婦別姓が持論の千葉法相は、民主党案の提出を主導していたが、
子供の姓を統一する案を採用したのは、
「家族の一体感が失われる」との批判に配慮し、
法案成立を優先したためと見られる。

民法改正案では選択的夫婦別姓導入のほか、
〈1〉女性が結婚できる年齢を現行の16歳から引き上げ、
男女とも18歳にそろえる
〈2〉婚姻届を出していない両親の子である「非嫡出子」の法定相続分が
法律上の夫婦の子である「嫡出子」の半分となっている格差をなくす
〈3〉女性の再婚禁止期間を現行の離婚後180日から100日に短縮する
――ことも盛り込む方向だ。
ただ、与党内では、国民新党の亀井金融相が夫婦別姓の導入に
反対の考えを明言しているほか、民主党の中にも
保守系や若手を中心に慎重な考えを持つ議員が少なくない。

法務省の政務三役は近く政策会議を開き、改正案を確認した上で、
関係閣僚や与党との調整を本格化させる考えだ。
亀井氏が民法改正案の提出に基本政策閣僚委員会で反対すれば、
鳩山政権としては改正案の提出を断念する可能性もある。


http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100111k0000m010108000c.html

障害者:政府が定義見直し 「社会の制約」考慮(毎日新聞)
 
政府は、身体障害など「障害者」の定義について、抜本的な見直しに乗り出す。
従来は個人の問題として心身の機能に注目する「医学モデル」だったが、
社会参加を難しくしている社会の側の問題を重視し、
必要な支援を把握する「社会モデル」への転換が狙い。
「障がい者制度改革推進本部」(本部長・鳩山由紀夫首相)内に設置され、
12日に初会合を開く「推進会議」で議論に入る。

障害者については、障害者基本法で「身体障害、知的障害、精神障害があるため、
日常生活または社会生活に制限を受ける者」と定める。
さらに、身体障害者福祉法など障害ごとに福祉法令があり、
それに基づき障害者自立支援法や障害者雇用促進法などが運用されてきた。
例えば身体障害では、視覚や聴覚、肢体のほか、腎臓や心臓の障害、
HIVは対象だが、他の多くの内臓や免疫系などの障害は対象外だ。

しかし、対象外の人でも社会参加が難しい例は少なくない。
見直しでは、障害者は「社会参加に支援やサービスが必要な人」
との考え方を基に、一人一人の経済状況や住環境などを踏まえて
障害者として認定する定義のあり方を検討する。

政府が07年に署名した国連障害者権利条約は障害者について、
「障害のある人であって、さまざまな障壁との相互作用で、
平等に完全に参加するのを妨げられる」状態などととらえる。
日本は条約を批准していないが、鳩山首相は昨年12月の
改革推進本部設置の際、批准へ向け法整備を急ぐよう指示した。

見直しは、障害福祉だけでなく雇用や教育など国内法全体に影響する。
「推進会議」メンバーで車椅子を使う尾上浩二・DPI日本会議事務局長は
「障害を個人の問題でなく、移動や就労など参加を難しくしている
社会の制約の面からみる。
参加に必要な支援を促すもので、大きな転換となる」と指摘している。【野倉恵】


http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011201000778.html

障害者自身が参加し議論 改革推進会議が初会合(共同通信)
 
障害者政策全般を抜本的に見直すために、
障害者自身や家族らが参加した政府の「障がい者制度改革推進会議」の
初会合が12日開かれ、冒頭、福島瑞穂特命担当大臣が
「今日は歴史的な日。
当事者と家族が『私たち抜きに私たちのことを決めないで』と言うことを
強く実現していきたい」とあいさつした。

議長には小川栄一日本障害フォーラム代表を選出。
出席した障害者からは「聞き取りやすいマイクの設置を」
「事前資料は点字に変換しやすいデータを使って」など運営への要望が相次いだ。

会議では、障害者権利条約の批准に向けた障害者基本法の抜本改正や、
民主党がマニフェスト(政権公約)に掲げた
「障がい者総合福祉法」(仮称)制定などについて、
夏までに基本方針を示した中間報告を取りまとめる予定。

 

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100113k0000m010102000c.html

外国人選挙権:法案、通常国会へ 与野党で賛否交錯(毎日新聞)
 
政府が永住外国人に地方選挙権を付与する法案を
18日召集の通常国会に提出する方針を決めた。
選挙権付与に強いこだわりを持つ小沢一郎民主党幹事長の求めに
鳩山由紀夫首相が同調した。
政府・与党内に異論も根強く、提出までに曲折が予想される一方、
野党・公明党からは歓迎の声が上がり、国会審議の焦点となりそうだ。

「日本国政府としての姿勢を明確にすべきだ。
そのために政府提案にするのがよいと(政府と)一致した」。
小沢氏は12日の記者会見で強調。
平野博文官房長官も会見で法案提出方針を表明し、
採決時に党議拘束を要請する考えを示した。

選挙権付与は、昨年10月の政府・民主党首脳会議の初会合で党側が持ち出した。
政府内には慎重論もあったが、鳩山首相は同10月、
李明博韓国大統領との共同記者会見で「前向きに結論を出していきたい」と表明。
小沢氏が同12月に韓国での講演で
「通常国会には現実になるのではないか」と踏み込んだ。

平野氏は昨年末、原口一博総務相に法案検討を指示。
ただ原口氏は12日の記者会見で、国民新党の反対を念頭に与党3党による
意思決定の後に「初めて私たちが動く」と連立相手への配慮を見せた。

法案は原則的に日本と外交関係がある国の国籍を有する人を対象とする
野党時代の民主党案が軸になるとみられる。
永住外国人は朝鮮半島出身者が多いが、この場合は在日韓国人に限られる。

ただ、与党内では賛否が交錯している。
民主党の山岡賢次国対委員長は12日、東京都内のホテルで開かれた
在日本大韓民国民団(民団)の新年会あいさつで
「法案が一日も早く国会で実現するように全力で取り組んでいきたい」と表明。
社民党も支持するが、国民新党代表の亀井静香金融・郵政担当相は
12日の記者会見で「国民新党は賛成してない」と異議を唱えた。

野党の内情も複雑。
公明党の漆原良夫国対委員長は記者団に
「公明党はずっとこの法案をやってきたが、自民党の反対で実現できなかった。
今が成立の一番のチャンス」と期待感を示した。

しかし、自民党の安倍晋三元首相は12日のBSフジの番組で
「憲法違反だ。自民党は当然反対すべきだ」と強調。
大島理森幹事長も記者会見で、地方議会で出ている反対の意見書を
「尊重して議論する」と慎重姿勢を示した。
自民、公明両党で対応が分かれれば、ねじれ現象が起きる可能性もある。
【中田卓二、近藤大介、横田愛】

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ラムサール登録に風力発電が障害? 敦賀の中池見湿地

2010-01-11 | 中池見

2010年1月11日(月曜日)
昨年末より、取材のあった風力発電についての記事が
今日の産経新聞に掲載されました。

昨年、日本ユネスコ協会の未来遺産にも登録され、
2年後のラムサール条約登録を目指している中池見湿地。

風力発電が建設される場所は、貴重な歴史的文化財もたくさん残っています。
福井県・敦賀市がともに力を合わせ、ラムサール条約の登録地を
目指しているのですから、よもや行政が建設をOKするわけはない・・・
と、確信しています!

あとは市長が建設にNO! と言ってくれるのを願っています。


http://sankei.jp.msn.com/life/environment/100111/env1001110009000-n1.htm

風力発電に“逆風” 買い取り価格の減少に周辺の健康被害も

クリーンエネルギーの代表格だった風力発電が、新たな逆風にさらされている。
昨年11月に太陽光発電の新買い取り制度が始まったのに合わせ、
風力発電を併設していると買い取り価格が4分の1に減ることに。
「自然を考える人ほど損をする」とユーザーから抗議が相次ぎ、
差額を補填(ほてん)する業者も現れた。
一方、風力発電所の周辺では頭痛や不眠など体調不良を訴える人が続発。
環境省は風車が出す「低周波音」が原因とみて、
来年度から調査に乗り出す方針を決めた。

風力発電をめぐっては、発電量が風向き次第という不安定要素や
風車の騒音などの問題が以前から指摘されてきたが、
二酸化炭素を出さない自然エネルギーとして注目を集めてきた。
全国で稼働する大型の風力発電設備は平成14年度には576基だったが、
現在は約1500基に増加した。

しかし、昨秋から始まった新制度では、太陽光発電だけなら
1キロワット時当たり48円で電力会社に余剰電力を買い取ってもらえるのに対し、
風力発電を併設していると、太陽光発電以外の電気が配電線に
流れないようにする逆流防止装置を設置しなければ
12円前後に抑えられることになった。
これまでの買い取り価格は太陽光や風力にかかわらず
自然エネルギー分は24円だった。

背景には、太陽光発電事業を世界一にするという国の政策と、
余剰電力が多くなりすぎることへの考慮がある。
だが、業者によると逆流防止装置は費用が数十万円する上に、
小型の風力発電設備に設置するのは技術的に不可能だという。
このため、小型設備を併設しているユーザーからは
「損をするので撤去したい」という不満が、業者や国に寄せられているという。

これを受け、小型風力発電設備メーカーの「ゼファー」(東京)は昨年12月、
減少分の差額となる1キロワット時当たり36円を補填することを決定。
同社ではこれまでに約7千台出荷しており、年間で数百万円の負担になるといい、
国に対して「制度を見直すよう働きかけている」と不満をつのらせている。

一方、風力発電所の周辺では近年、健康被害を訴える人も出てきた。
環境省によると、報告は全国にまたがり、特定疾患がないのに
めまいや動悸(どうき)、耳鳴りなどに悩まされるという。
風車の回転による低周波音と呼ばれる100ヘルツ以下の音波が
原因ではないかという指摘があるが、因果関係は現時点で不明だという。

同省は今後4年間の計画で、研究者に委託して稼働中の全施設を対象に
調査する予定。
同省大気生活環境室は「実態が分かっていないので、治験を進める中で
何らかの基準作りを目指したい」としている。

 


http://sankei.jp.msn.com/life/environment/100108/env1001082354002-n1.htm

ラムサール登録に風力発電が障害? 福井・敦賀

             
       渡り鳥の通り道となっている中池見湿地=福井県敦賀市

ラムサール条約登録を目指す福井県敦賀市の中池見湿地で浮上している
風力発電施設の計画をめぐり、建設予定の大型風車が渡り鳥の
通り道にあたるとして、地元環境団体が「条約登録の障害になりかねない」と
反発を強めている。
風力発電業者は「生息環境への影響はないか、あっても軽微」としているが、
大型風車と鳥の衝突事故は各地で報告されているといい、
環境団体側からは「生態系への影響は必至」と計画中止を求める声もあがっている。

風車建設を予定しているのは、風力発電業者の
クリーンエナジーファクトリー社(北海道根室市)で、
湿地から北東約7キロの場所に大型風車12基を設置する計画。
風車は高さ85メートルのタワーに長さ50メートルの3枚羽がついており、
出力2500キロワット。
平成25年の運転開始を目指している。

中池見湿地は、3つの低山に囲まれた約25ヘクタールの湿地で、
国内屈指のトンボの生息地として知られている。
クマタカなど約15種類の猛禽(もうきん)類を含めた
160種類の鳥類や60種のトンボなどが生息しており、
専門家からは「ラムサール条約の登録要件を満たす貴重な湿地だ」
と指摘されている。

ラムサール条約登録の国内候補地に指定されるためには、
国定公園である必要があるため、福井県はまず、国定公園編入に向けた
自然環境調査を実施する方針で、早ければ、平成24年に
ルーマニアで開かれる第11回同条約締約国会議で条約登録が
実現する見通しだという。

一方、クリーンエナジーファクトリー社が行った環境調査報告書でも、
建設予定地とその周辺で春に約3500例、秋に約7200例の
渡り鳥が確認されたが同社は「生息環境への影響はないか軽微」として、
建設を踏み切ることを決めたという。

滋賀県湖北町の湖北野鳥センターによると、中池見湿地は、
琵琶湖から日本海をつなぐ渡り鳥の通り道にあたるといい、
専門員の植木潤さんは「鳥の活動範囲はかなり広く、
付近で生息が確認されれば、建設が環境に与える影響も大きい」と指摘している。

中池見湿地での保全活動をしているNPO法人「ウエットランド中池見」の
笹木進事務局長は、「二酸化炭素排出量の面で風力発電はエコだというが、
結果的に、自然環境を破壊しては本末転倒だ。
貴重な湿地の生態系への影響を考えてほしい」と話している。

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性別変えた夫の子、妻出産でも婚外子扱い 法務省見解

2010-01-10 | ジェンダー関連

2010年1月10日(日曜日)
さあ、明日は朝から市役所だぁ・・・とはりきっていたら、
娘が
「おかあさん、明日は休みだよ」という。
ちかごろ、なんで、休日なのかわからなくなっているわたし・・・

頭がかたくなって、固定観念がしみついているのかもしれない。
成人の日は、明日だそうな・・・
でもほとんどの自治体主催の成人の日の式典は今日だ。
ハッピーマンデーとかが導入されて以来、
成人の日も、年によって変わる。
あ~、ややこしい・・・

さっき、店で健さんと正面衝突してしまい、健さんが手にしていた
器でおもいっきり、鼻をうちつけてしまった・・・
痛いのなんのって・・・

ちょうどメガネがのっかっている真下あたりに
ぽっこりと小さなコブができてしまった(ト・ホ・ホ・・・)

まっ、そのおかげで、いつもずり落ちてきていたメガネは
しっかりと固定されるようになったんだけれど・・・
(どんだけ低かったんや!)
鼻は高うなったが、明日ぐらいから紫に変色したらどないしょ・・・
マスクでは隠せないだろうなぁ・・・という微妙な位置なんだもの。

熱さまシートを小さく切って、貼ったけれど
目がス~ス~するし、メガネはかけられないしで、
はがしてしまった。

明日の朝、鏡を見るのが怖い・・・

ついでに鼻のはなしをもうひとつ。

鼻腔拡張テープとやらを寝る前に鼻に貼って眠ると
たしかにラク!
おまけに、唇をとじるためのテープも貼ってみたところ
口をあけて眠らないので、ノドがカラカラに乾かないのだ。

人さまには、とても見せられない様相に
毎晩、笑いをこらえながら、テープを貼っているわたし。

さて、2004年7月施行の特例法により、
戸籍の性別変更が可能になり、6年。
戸籍変更した夫と妻が人工授精で授かった子どもは
非嫡出子とするようにという見解を示した法務省。
どこまで差別すりゃ気が済むんだろ・・・

嫡出だの非嫡出だのということにいつまでもこだわってること自体が
一番の問題なんですがねぇ・・・


http://www.asahi.com/national/update/0109/OSK201001090155.html

性別変えた夫の子、妻出産でも婚外子扱い 法務省見解

        

心と体の性別が一致しない性同一性障害との診断を受け、
女性から男性に戸籍上の性別を変更した夫が、第三者の精子を使って
妻との間に人工授精でもうけた子を、法務省は
「嫡出子(ちゃくしゅつし)とは認めない」との見解を示した。
全国で6件の出産例を把握、非嫡出子(婚外子)として届けるよう指示した。
だが、同じ人工授精でも夫が生来の男性の場合は嫡出子として受理しており、
「法の下の平等に反する」との指摘が出ている。

性同一性障害者が自ら望む性別を選べるよう、2004年に施行された
特例法に基づき、兵庫県宍粟(しそう)市在住の自営業Aさん(27)が
戸籍を「女」から「男」に変更したのは08年3月。
翌月、妻(28)と結婚した。
男性としての生殖能力はないため実弟から精子提供を受け、
妻が体内受精で昨年11月に男児を出産した。

市役所に「嫡出子」として出生届を出そうとしたところ、
宍粟市はAさんの性別変更を理由に受理を保留。
法務省の判断を受け、今月12日までに「非嫡出子」と書き改めて届け出るよう、
昨年末にAさんに通知した。
嫡出子は、法律上の婚姻関係にある夫婦から生まれた子。
非嫡出子となれば、戸籍に父親の名は記載されない。

嫡出子と認めない理由について、法務省は朝日新聞の取材に
「特例法は生物学的な性まで変更するものではなく、
生物学的な親子関係の形成まで想定していない」と文書で回答。
出生届を出す窓口で、戸籍から元は女性だったとわかるため、
「遺伝的な父子関係がないのは明らか」(民事1課)と説明している。

他人の精子を使う非配偶者間人工授精(AID)は、
性同一性障害者に限らず夫の生殖能力に問題がある場合の不妊治療として
戦後広く行われてきた。
1万人以上の子が生まれたとされ、遺伝的な父子関係がないにもかかわらず、
一般的には嫡出子として受理されている。
「窓口ではAIDの子かどうか、わからないため」(宍粟市)だ。

法務省の見解は、同じ人工授精で生まれ、
同様に遺伝的な父子関係がない子であっても、
父親が生来の男性の場合と性別変更で男性になった場合とを
分けて対応する立場を明らかにしたものだ。

ただ、民法には夫が生物学的な男性であるべきだとの規定はない。
特例法は性別変更後は新たな性別で民法の適用を受ける(4条)と規定している。
Aさんは「男として結婚は認めたのに、
父親としては認めないのはおかしい」と反発。
市の求めには応じず、市が非嫡出子として手続きを進めた場合は、
神戸家裁に不服申し立てをする。

法整備、現実に追いつかず

性同一性障害を抱える人が自ら望む性別で社会生活が送れるよう、
制度化したのが特例法だった。
昨年3月までに戸籍上の性別を変更した男女は1468人。
性同一性障害者はこの何倍もいるとみられる。
だが今回、法務省が示した見解は、法に基づいて性別変更した人を
なお「別扱い」にするもので、今後各地で争われる可能性が高い。

民法は「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する」(772条)と規定。
法的に結婚した夫婦の間に生まれた子を嫡出子と定義している。
夫以外から精子の提供を受ける非配偶者間人工授精(AID)でも、
夫の同意があれば嫡出子として扱われてきたのは、そのためだ。

日本産科婦人科学会の倫理委員会は、特例法により女性から男性に
性別変更した人と妻がAIDを受けることについて
「ガイドラインに抵触しない」との見方を07年に示した。
学会理事長の吉村泰典・慶応大医学部教授も
「法律婚であることがAIDの要件。
今回のような夫婦に実施するのを否定する理由はない」と明言。
ことは法の受け皿の問題であるのは明らかだ。

早稲田大学の棚村政行教授(家族法)は
「民法は夫について生来の男性とは規定しておらず、
特例法でも特にルールを設けていないのだから性同一性障害者を
別扱いする理由はない」と指摘。

一方、学習院大学の野村豊弘教授(民法)は
「民法は夫婦間の自然生殖を前提としている。
今回のケースは、生来の男性が夫である場合の人工授精と違って
夫の子ではあり得ないということが客観的に明らかなので、
民法772条の嫡出子とみる『推定』は働かず、
法務省のように判断するしかない」と話す。

だが、両氏とも「第三者の精子や卵子を使って生まれた子と
親の関係を決める法整備が現実に追いついていないことが
今回の問題を招いた一因だ」という点では一致している。
まずは特例法で子の法的な位置づけを明確にするなど、法整備を急ぐべきだ。
(上原賢子)(朝日新聞)
 
 
http://mainichi.jp/select/today/news/20100111k0000m040061000c.html

性同一性障害:妻が人工授精で出産…国、嫡出子と認めず

心と体の性が一致しない性同一性障害のために
女性から男性に戸籍変更した夫と妻が、第三者の精子を使った
人工授精でもうけた子について、法務省が非嫡出子として
扱うよう求める見解を示していることが分かった。
障害による性別変更を認めた特例法の施行後、
法務省が把握する同様の相談例は全国で6件に上る。
「生物学的に出産は不可能」との理由だが、「法の下の平等に反する」と
反発の声も上がっている。

08年3月に女性から性別変更した兵庫県宍粟市の自営業の男性(27)は、
実弟から精子の提供を受け妻が昨年11月に出産した。
市に出生届を出したが、性別変更を理由に受理を保留され、
子を非嫡出子として届け出るよう指示された。
男性は8日に嫡出子として改めて出生届を投かん。
市が非嫡出子として手続きを進めた場合には、
神戸家裁に不服申し立てするという。

市が法務省に判断を仰いだところ、
「実子ではないことが明らかで、非嫡出子に書き改めるように」
との回答があったという。

04年7月施行の特例法は、家裁の審判を受けることで
戸籍の性別変更を可能にした。
法制度上の戸籍変更や婚姻は可能だが、法務省によると、
子については「生物学上は同性同士で、子をもうけることは不可能」
との考えから、出生届を受け付けた自治体からの問い合わせには、
非嫡出子として受理するよう通知しているという。

法務省は「民法は非嫡出子と親が養子縁組を結んだ場合、
嫡出子の身分を得ると定めており、養子縁組すれば身分上、
相続などの差別を受けることはない」と説明している。

法務省によると、夫以外の提供精子を使う非配偶者間人工授精(AID)の場合、
生来の男性と女性が届け出ても非嫡出子と判断される可能性がある。
実際には人工授精であるとの事実を自治体に届け出ることはなく、
嫡出子として受理されているという。

男性は「同じ人工授精で生まれても、父親が生来の男性である場合は
嫡出子と認められているのにおかしい。
国に男であることを否定されたようだ」と話している。
【谷田朋美、石川淳一】(毎日新聞)

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中池見ねっとの活動

2010-01-09 | 中池見

2010年1月9日(土曜日)
午前11時17分の地震は震度2・・・
ドーン! と直下型の地響きがきたので、身構えたけれど
そのあとは横揺れもなく、おさまった。

いつもになく、不安が胸の内にうずまき、ドキドキがおさまらなかった。

直下型は怖い。
敦賀半島にも、滋賀県との県境にも活断層があるだけに
油断はできない。

もんじゅの再開、1号機の運転延長と原発に関係するみなさんは
浮き立っているけれど、人知の計り知れないところで
自然界は、思わぬ災いを引き起こす。

何かの前触れでないことを願うしかない。

さて、今日の中池見関連ニュースです。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20100108-OYT8T01502.htm

中池見湿地に水田復活
    希少植物の移植成功

中池見湿地(敦賀市樫曲)の保全に取り組むNPO法人「中池見ねっと」が、
昨年から始めた水田での植物生育研究の成果をまとめた。
取り組みによって湿地内に水田を復活させ、オオアカウキクサなど
希少な植物4種類を移植することに成功。
成果報告では「環境に適度に人間の活動が加わることで生物の多様性が広がる」
としており、2010年度からは水田で昆虫を再生させる事業にも取り組む。

中池見湿地は、里山に囲まれた約25ヘクタールの泥炭湿地。
1992年に大阪ガス(大阪市)による液化天然ガス備蓄基地の建設計画が
浮上したが中止となり、02年に同社が湿地を含む約80ヘクタールを
敦賀市に寄付した。

湿地では、以前は稲作が営まれていたが、液化天然ガス備蓄基地の
建設計画が持ち上がったことから、耕作は放棄されたままに。
主に水田や周辺で生育していた植物も少なくなっている。
そこで水田を復元し、以前の生育環境を取り戻そうと、
中池見ねっとが同市から約1400平方メートルを借り、
昨年3月から耕作を始めた。

メンバーら約20人がスコップやカマを使って草取りやあぜ作りに取り組み、
耕運機で土をおこして水田を整備。
田植えや稲刈りも行った。
並行して植物の移植を進め、同年6月頃には
オオアカウキクサ、デンジソウ、ヒメビシが順調に増殖していることを確認。
ミズアオイも同年9月に花を咲かせた。

移植した植物はいずれも環境省のレッドリストに掲載され、
「絶滅の危険が増大している種」とされている。
中池見ねっと事務局長の増田茂さん(52)は
「水田を復活させることで、かつての自然の姿を取り戻せると
確認できたことは大きい」とし、
「今後は市民のボランティアも募り、取り組みを広げていきたい」と話している。
(2010年1月9日  読売新聞)

こちらはその「中池見ねっと」のホームページ
http://www6.plala.or.jp/nakaikeminet/index.html

ウエットランド中池見のホームページもご紹介します。
http://www.nakaikemi.jp/

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敦賀で電源立地地域対策交付金の使い道についての意見交換会

2010-01-08 | ニュースから

2010年1月8日(金曜日)
なぁ、嶺南東部ってどこのことや?
嶺南地方の東側やから、敦賀のへんのことやんか・・・

敦賀は北やないんか? と聞いてくる
タミヨさんは、とてつもなく方向オンチである。

どうも東西南北の位置すら理解ができないようなのだ。
そこで、広告の裏に、福井県の地図を書き
嶺南のまんなかに座標軸をいれ、東西南北を記入して
説明したけれど、いまいち、納得できないでいる。

昔、ナオゾウさんに、
北風は、北のほうから吹いてくるから北風というんか
北に向かって吹くのを北風というんかと聞いたんだそうな・・・
ナオゾウさんはあきれかえって、絶句。

また、京都のさる老舗で買い物をしたあと、
店から出たら、右へ行くのか左へ行くのか
わからなくなり、もう一度、店の中に入って
後ろ向きに出てきたというつわものなのだ。

いまだに、ポートンやアルプラザの屋内駐車場には
車を止められないタミヨさん。
だって、店内から出てくると車がおらんようになるんやも・・・
そりゃ、あんたが車を止めた場所をおぼえとらんだけやろ・・・と
思うんだが、
店からでると入ったときと景色がかわっとるさけやわ・・・

今日も、やっぱり敦賀は嶺南東部やないでぇ・・・
天気予報じゃ、雪っていうとったのに敦賀はふらんもん。
と言い張る始末。

タミヨさんには勝てまへん・・・

さて、16日に、敦賀市役所で電源立地地域対策交付金の使い道について
経済産業省が地元の声を聞く意見交換会が開催されるそうだ。

12日までにメールで申し込むそうだけど、
前提が発電所の立地や運転に住民の理解を求める制度としての
立地交付金の使い道に対する意見だから、
申し込むべきかどうか、悩んでいるところ・・・

省資源エネルギー庁電力基盤整備課(03・3501・1749)へ
傍聴は可能かどうか、問い合わせてみるとするか・・・

http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001001080004

電源交付金使い道意見交換会、16日敦賀で
2010年01月08日

原子力発電所や火力発電所など発電所がある地域に交付される
電源立地地域対策交付金の使い道について、
経済産業省が地元の声を聞く意見交換会が16日、
敦賀市中央町2丁目の同市役所である。
行政刷新会議の事業仕分けで「見直し」とされ、用途の拡大などを求められたため。すでに福島第一、第二の原発がある福島県で開催されている。

同交付金は、発電所の建設を受け入れるなどした自治体に一定額を交付し、
立地や運転に住民の理解を求める制度。
起債の償還や国補助事業には使えない。
県によると、2008年度は総額154億7500万円が
県内の自治体に交付された。
経産省は2010年度当初予算案で、同交付金1097億円程度を盛り込む。
このうち原発のある自治体には8割が交付される見通しだ。

事業仕分けの取りまとめで同交付金は
「地方自治体の自由な判断で使えるようにする」
「火力発電所への交付には、二酸化炭素削減の見地から
交付の比率を見直す方向で検討すべきだ」とされた。
意見交換会は2部構成で、1部は立地市町の首長らが対象。
2部が地元住民対象で、午前10時半から敦賀市役所4階の講堂である。

2部の参加申し込みは、12日午後5時までに、
電子メール(ikenkokan-d@meti.go.jp)で、
メールの件名に「【参加希望】意見交換会」と書き、
本文で氏名、所属、連絡先(電話番号とメールアドレス)を送る。
定員は100人(応募多数の場合は抽選)。


http://mainichi.jp/area/fukui/news/20100108ddlk18040492000c.html
電源立地交付金:経産省、住民らと意見交換会--16日、敦賀で /福井
 
政府の事業仕分けで「地方の裁量に任せる」と、
使い道の見直しを求められた電源立地地域対策交付金について、
経済産業省は、立地地域の首長や住民から意見を聞くための意見交換会を、
16日に敦賀市役所で開く。

敦賀での開催は、東京電力福島第二原発が立地する
福島県富岡町(昨年12月)に次ぎ2カ所目。
経産省からは増子輝彦副大臣らが出席する。
開催地について同省は「原発が多く立地し、交付金が
たくさん出ているところを代表的に選んだ」としている。

住民が参加できるのは第2部で、午前10時半~同11時半に
市役所4階講堂で行う。
希望者は12日までに電子メールで、
件名を「参加希望」意見交換会として氏名、所属、
連絡先(電話及びメールアドレス)を明記し、
ikenkokan‐d@meti.go.jpへ申し込む。
定員は100人で、超えた場合は抽選。
問い合わせは
同省資源エネルギー庁電力基盤整備課(03・3501・1749)へ。【酒造唯】

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松の内って・・・?

2010-01-07 | 日々の暮らし

2010年1月7日(木曜日)
15日の小正月までは、松の内だとばかり思っていたら、
今日のNHKの福井放送局の番組(ニュースだった・・・たしか)で、
「松の内も今日まで・・・」というから、
ひぇぇええ~!!!
と、びっくり仰天!

知らんかった・・・

古来は15日までが、松の内だったらしい。
江戸時代に幕府が7日には、松飾をかたづけるようにと
おふれをだしたために、7日までが松の内となったそうな・・・

でも、上方ではいまでも、15日までを松の内とするところが多いみたい・・・

敦賀じゃ、どこも15日に注連飾りなどをお宮さんや気比神宮などの
どんど焼きでもやすときまで、飾ってるし、
ジャスカン(ジャスト・還暦)のいままで、
松の内は15日までだと信じこんでおりましたぁ・・・

さて、今日は駅前に用事があっていったついでに、
駅前ロータリーの真ん中の広場で写真を写してきました。

ちょっとだけイルミネーションの広場には、
「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」のパネルが10枚ほど飾られています。
     

             

        

寒いのと、除雪してないのとで全部は写せませんでした・・・

ここからはおまけの写真・・・
昨日、篆刻の印を押し続けたせいで右の親指が痛い・・・
どうも爪離れになったみたい。
で、テーピングをしたところ、先っちょが耳みたいになったので
おもわず、落書きしてしまいました。

       

               

親指トム・・・ではなく、親指トラでございます。

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気分がおちこんでいます・・・

2010-01-06 | 日々の暮らし

2010年1月6日(水曜日)
またまた、積雪・・・
遅めのお昼は、健さんとうどんやさんで・・・

そのうどんやさんで、ちょっとショックな場面にでくわしてしまいました。
5~6歳の男の子と両親の家族連れが入ってきました。

男の子はやんちゃざかり。
赤ちゃん用の座ると音が出るイスに座って大はしゃぎでした。
別段、眉をひそめるほどのできごとでもなく
ほほえましいなぁ・・・いう感じで、健さんと二人
笑ってみていました。

と、男の子のおかあさんが、やおら男の子の足をひっぱたいたのです。
言葉でもきつく、叱っていました。

泣きべそをかきだした男の子の足を今度は、つねりはじめたおかあさん・・・
そこまでしなくても・・・と思いましたが、声をかけるわけにもいきません。
おとうさんは、だまっています。

うどんやさんの店内が一瞬、シーンとなってしまいました。

もう一度、手をあげかけたお母さんに、子どもはおびえた様子で
目に涙をためたまま首をすくめていました。

多分、他のお客さんに迷惑だからやめさせようとしたんだと思います。
でも、かえって(わたしたちも含めて)他のお客さんたちは
ギョッ! としてしまったのです。
しつけだとは思うのですが、つねるという行為はちょっと行き過ぎだなぁ・・・
と感じました。
当事者の子どもの目の前で、その両親に注意するわけにもいきません。

どうすればよかったのか・・・
今日はそのあとずっと気分が落ち込んでいます。

子どもへのしつけと虐待の境界線を見極めるのは
ほんとうに、難しいとあらためて感じています。

さて、今日は、ナオゾウさんの篆刻の印を借りて
年賀状を作っております。
いまごろ・・・です。
いくらなんでも、のんびりしすぎだわ・・・

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新春爆笑トーク 上野千鶴子vs澁谷知美「男(の子)に生きる道はあるのか?」

2010-01-05 | ジェンダー関連

2010年1月5日(火曜日)
八新にうれしいお客さま・・・
九州は福岡県の遠賀郡から
蜂屋熊五郎さんこと、川浪さんとおつれあいが来てくださった。
熊五郎さんは、会社勤めを辞め、現在は日本ミツバチの伝統養蜂家。

おつれあいが敦賀の出身ということもあって
帰省の折には顔を出してくれます。

ひさしぶりの再会に積もる話がつきません・・・
熊五郎さんが敦賀で勤めていた時分からですから
かれこれ30年以上も前からの、大切なお客さまであり
わたしたちの大切な友人でもあります。

大地にしっかりと足をつけ、自然と共生する生き方を選んだ
熊五郎さんは、ホントにすごい!

さて、今日、手元に届いた「平成オトコ塾~悩める男子のための全6章」

            

著者の澁谷知美さんの専門は「男性の性の歴史」

「平成オトコ塾」より・・・
若い男子なら、お父さんのように生きようとして壁にぶち当たり、
「男ってナニ? 男ってどうやって生きたらいいの?」と、
一度は思ったことがあるはずです。
思ったことのない人は、これから思うはずです(強引)。
そこで、「こういう生き方もあるけど、どっすか?」と
提案するのが、平成オトコ塾です。・・・

澁谷さんは大阪府生まれ・・・さすがノリがいいし
キレもいい!
読み出したらとまりまへん・・・

実はこの本、
1月13日
東京大学法文1号館315号室(本郷キャンパス)で開催される
新春爆笑トーク 上野千鶴子vs澁谷知美「男(の子)に生きる道はあるのか?」
を100倍、楽しむために手に入れましたぁ!

「男おひとりさま道」師範・上野千鶴子さんと
「平成オトコ塾」塾長・澁谷知美さんのライブに行きたい!
けれど、この日は議会がある・・・

今回の新春爆笑トークは、WANと東大ジェンダーコロキアムの共催なので
なんと!
ネットで実況放送!

WAN(http://wan.or.jp/)のホームページでご覧いただけます!!
どうぞ、お楽しみに!

今日の最後は乳がん検診についての医療ニュースから~
アメリカで40代の女性の定期健診にマンモグラフィーは勧めないという
勧告が出たことを受けての記事です。

生活様式や暮らしかたも違うし、
アメリカで勧告が出ようとも、やはり早期発見・早期治療が
大切です。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/100105/bdy1001050814001-n1.htm

40代の乳がん検診は?

米「マンモ勧めず」波紋 日米で年齢差、受診を

米政府の予防医学作業部会が昨年11月、40代の女性の定期検診に
マンモグラフィーは勧めないとの勧告を出した。
日本では40代以上を対象に乳がん検診の無料クーポンが配られており、
「これから検診を」と考えていた40代の女性に戸惑いの声が上がっている。
こうしたアメリカの動きは日本の検診に影響があるのだろうか。(津川綾子)

配ったばかり…

米政府の予防医学作業部会(USPSTF)が
「マンモグラフィーによる定期検診は40代の女性には向かない」と
勧告したのは、この年代では良性でも「がんの疑い」と出て
過剰診断となる例が起こりやすく、実質的なメリットが小さいとの判断があった。

この米部会の勧告が日本でも報じられると、
「無料クーポン券での検診を申し込もうと思っていたのにどうしたらいいのか」
(東京都内に住む45歳会社員)などと40代に動揺が広がった。
日本では厚生労働省が今年度補正予算に216億円を計上し、
40~60歳まで(5歳ごと)の女性450万人に「乳がん検診」、
20~40歳まで(同)の400万人には「子宮頸(けい)がん検診」の
無料クーポンを配ったばかりだった。

日本では平成16年、「がん検診指針」が改定され、
市町村が行うマンモグラフィーによる乳がん検診の対象が
50代以上から40代以上に拡大された。
また、40代は乳腺密度が高く、超音波検査を併せて行うとよいとの声もある。

日本は「40代のがん」

米政府の勧告は日本の検診体制に影響するのか。
厚生労働省は「現時点で乳がん検診体制を見直す予定はないが、
日本でも(米国の勧告のような)状況があるのか調査を検討したい」とする。

また、乳がんの早期発見を呼びかけるNPO法人「乳房健康研究会」の
副理事長で、聖マリアンナ医科大学ブレスト&イメージングセンターの
福田護院長は「長期的な乳がん検診体制を検討する場合、
影響を受ける可能性もある」。
その一方で、これから検診をと考えている40代女性には、
「定期的な乳がん検診の場合はこれまで通り、
マンモグラフィー検診を受ければよい」と話す。
理由として、米国と日本で乳がんにかかる年齢に差があることを挙げる。

「今回の勧告は、40代の検診の有効性を単純に否定したものではない。
米国では相対的に閉経後の高齢者が乳がんにかかる確率が高く、
日本では40代後半から罹患(りかん)率が高くなる。
そのため、日本の方が40代のマンモグラフィー検診による効果は
相対的に高いと考えられる」

乳がんは一般的に、2センチ以下の早期発見なら
「10年生存率は9割」と助かる可能性が高い。
乳がんにかかりやすい以上、当面は迷わず検診を受けながら、
日常生活でも自己検診に取り組むのが妥当なようだ。
                 
9割関心も4割未受診

約9割が「乳がんに関心がある」とするものの、
約4割は「マンモグラフィーも何も検診を受けたことがない」-。
乳がんへの関心の高さが検診受診にはつながっていない実態が、
三菱総合研究所と「gooリサーチ」が女性約3万4千人を対象に行った
「乳がんに関する3万人女性の意識調査」で、明らかになった。
また、厚生労働省のマンモグラフィーの指針対象である40代以上で
「マンモグラフィー検診を受けたことがある」のは、
40代前半で52・3%、40代後半で59・1%と、半数程度にとどまった。

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鳩cafeとネット選挙運動解禁のニュース

2010-01-04 | ニュースから

2010年1月4日(月曜日)
仕事始めとは言うものの、飲み屋街はあいかわらず閑散としております。
となりのビルからのカラオケの音さえ、聞こえてはこない・・・

さてさて、今年の参院選からは、ネット選挙運動が解禁になるそうな・・・

鳩山さんも元旦からツイッターでつぶやいたり、
ブログを始めたりとインターネット活用に精力的に取り組んでいるようです。

鳩さんだけにけっこう、豆でございますわね~

こちらは鳩山さんのブログ「鳩cafe」
http://hatocafe.kantei.go.jp/

ツイッターはこちら(すごい! すでに90935人にフォローされている!)
http://twitter.com/hatoyamayukio

「Twitterと政治(a)」なんてのもありまして、
日本のTwitter議員174人(2010・01・04現在)が一覧表示されています。
http://politter.com/feed/nakaikemi/

もひとつおまけに、Bloglines
http://beta.bloglines.com/b/preview?siteid=16733951

ネットはすごい! 
本人の知らないまに、いろんなところで
わたしの記事がアップされているんだから・・・

ここからは、ネット選挙運動解禁のニュース

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100103-OYT1T00979.htm

ネット選挙運動解禁、参院選から…民主方針
 
民主党は公職選挙法を改正し、インターネット利用や戸別訪問を
解禁して選挙運動を大幅に自由化する方針を固めた。

ネット利用解禁は、1月からの通常国会に改正案を提出し、
夏の参院選からの実施を目指す。
戸別訪問解禁は参院選の公約に掲げ、秋以降に法改正する考えだ。

公選法は選挙運動の公平性のため、配布できる文書類を
はがきやビラなどに限っている。
この規定に基づき、選挙中のホームページ(HP)更新も
違法な「文書図画の配布」にあたり、禁じられると解釈されている。
投票を依頼する目的で有権者の自宅などを訪れる戸別訪問も
買収などを防ぐために禁止されている。

これに対し、民主党では小沢幹事長らが選挙運動の自由化を主張している。
政権公約(マニフェスト)選挙の定着などで選挙が政党中心に行われ、
自由化が買収などにつながりにくくなったと判断している。
昨年の衆院選で主要政党が選挙中にHPを更新するなど、
ネット利用禁止がなし崩しになってきており、
実態に即した改正を行うべきだという声も強まっている。

ネット利用は、選挙中のHP更新だけでなく、電子メール使用も可能にする
全面的な解禁とする方針だ。
ただ、
〈1〉投票日のHP更新は認めない
〈2〉メールの送信対象は登録者に限定する
〈3〉改ざんの恐れがあるため、選挙公報はネットに掲載しない
――などの制限を加える案が出ている。

自民党は、他人が候補者の名前をかたる「なりすまし」が容易な
メールの解禁には否定的だ。
民主党もなりすましや中傷の対策などをさらに検討する考えだ。

民主党は5月末までに改正案が成立すれば、
参院選でネット利用を解禁できるとみている。
「インターネット選挙運動解禁研究会」(田嶋要会長)で検討し、
議員提案で国会に提出する構えだ。
一方、戸別訪問は1925年の普通選挙法制定以来、
戦後の一時期を除いて禁止されており、
解禁は選挙運動の抜本的な変化につながる。民主党は与野党協議に時間がかかると見ており、ネット利用解禁を先行させる考えだ。

 ◆解禁されれば、こんな事も◆

▽選挙期間中、党のホームページに候補者の演説内容の動画を掲載する

▽候補者が選挙中の動きを随時、ブログに掲載する

▽民間団体が、選挙中の候補者のホームページやブログを一覧できる
 候補者紹介サイトを開設する

(2010年1月4日03時11分  読売新聞)

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「早期勧奨」に不適切昇給、退職金を上乗せ

2010-01-03 | ニュースから

2010年1月3日(日曜日)
今日は、タミヨさんとオクニやん(父・ナオゾウさんの母でわたしの祖母)の
話で盛り上がりました。

オクニやんは、自称・1879年(明治12年)4月8日生まれだと
言い張っていました。
お釈迦さんと誕生日がいっしょや! というのが自慢。
ナオゾウさんの話によれば、どうもその前の年の年末に生まれたらしい・・・
「数え年」が主流の時代、生まれたときに1歳で
正月になるとひとつ、増えるという計算。
年末に生まれたらすでに1歳、年が明ければ1ヵ月に満たない子どもも
2歳になってしまいます。
女の子の場合は、出生届を遅らせるのが普通だったらしい。

となると、祖母・オクニやんもトラ年だった・・・
しかも、わたしと同じ、五黄のトラじゃありませんか!

やっぱりな~・・・とタミヨさん。
何がやっぱりやねん!

わたしにちょっとも似とらんはずや・・・
隔世遺伝やな~ 気の強さとてにゃわんとこは・・・ですって・・・

干支で、性格をいわれてもねぇ・・・
だって、1950年生まれの世界中の女性がぜんぶ、
気が強く、男勝り! なんてことはありえませんもの。

たまたま、うちの女系家族がそろいもそろって
普通よりちょっとだけ、真っ正直で負けず嫌いなだけ・・・

さてさて、のんびりお正月気分もきょうでおしまい・・・
明日は仕事始め。

気持ちを引き締めて、がんばるぞ!

ここからは今日のニュース・・・

勧奨退職者に特別昇給してませんよね、敦賀市は・・・

「早期勧奨」に不適切昇給、退職金を上乗せ
(1月3日3時3分配信 読売新聞)

全国の市区町村の2割近い334自治体が、早期勧奨退職する職員を
不適切に特別昇給させ、2007、08年度に
計11億2400万円の余分な退職金を支払っていたことが、
総務省の調べでわかった。

勧奨退職者には民間企業と同様に退職金の割増制度があり、
特別昇給の適用は二重加算になる。
総務省は09年度も多くの自治体が続けているとみており、是正を求める。

読売新聞が情報公開請求した。
不適切な特別昇給による退職金の上乗せは、07年度で7億8400万円、
08年度は3億4000万円。
栃木県日光市(1億4796万円)が最も多く、
次いで北海道赤平市(7707万円)、静岡県磐田市(6436万円)と続いた。

一方、宮城、富山、山梨、岐阜、愛知、和歌山、大阪、山口、愛媛、高知の
10府県の市町村にはなかった。

地方公務員の退職金は、退職時の基本給に勤続年数に応じた
支給率を掛けて算出する。
特別昇給で底上げされた基本給に支給率を掛けると、
年齢やポストなどによって違うが、退職金は
1人当たり数万~数百万円加算される。

特別昇給は、04年5月に国が廃止し、都道府県も06年度末までに全廃した。

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