朝9時過ぎ、いつものようにコロナアプリをチェック・・・
「陽性者との接触確認 1件」
一瞬、頭の中が真っ白になる。
敦賀市内から一歩も出てないし・・・
でも、風邪の症状があったのは事実だし・・・
濃厚な接触なんてもう20数年以上も経験してないし・・・
などなど、さまざまな記憶とともに
こりゃ最悪の状況だ・・・という思いが頭の中で炸裂する。
とりあえず市立病院へ電話して検査を受けられるか確認。
で、アプリからの通知だと告げたら
福井県の窓口に先に連絡を入れるようにとのこと。
すぐに県の相談センターに電話し
アプリでの通知だということと
住所や名前などの情報を伝えた。
で、県からの返事が来るまでに議会事務局にも電話した。
福井県とのやり取りが3回、市立病院とのやり取りが2回で
午後1時過ぎに市立病院で検査を受ける段取りになった。
検査までの3時間はホンマに長かった。
手帳をチェックしここ2週間ほどの行動記録をチェック。
議会中だったし風邪で欠席してるけれど
いったいどこで感染したのかはわからないまま・・・
陽性だった場合、わたしはどうなるんや?
健さんやタミヨさんも巻き込むのか?
それよりなにより議会もか?
まだ陽性だと決まったわけでもないので、
考えるのは止めた。
午後1時過ぎ病院から連絡が入る。
病院についたら立駐に車を止めて
電話をするように指示される。
来院する際の車の車種とナンバーまで聞かれた。
発熱外来は病院の玄関口にある。
そこに呼ばれるまでは車の中で待機。
メッチャ寒い中、職員のみなさんが走り回っているのが見える。
白いテントで聞き取り調査の後、
オレンジのテントでPCR検査を受けた。
マスクをずらして鼻だけを出してください・・・
細くて長~い綿棒みたいなのを
鼻の中に差し込まれるのだが
これがけっこうつらいのである。
クシャミが出そうで出ないし、痛いほどではないけど
なんとも言葉にできない感覚を初体験した。
そしてまた車の中で待つこと20数分・・・
スマホの着信音がなった。
結果が出たのでまたテントへ来てください・・・
運命の分かれ道に立たされた気分である。
担当医からは
陰性でしたがまた熱がでたりした場合はすぐに連絡を・・・
くれぐれも体調に気をつけてください・・・
との注意を受けた。
そのあとは院内で支払いを済ませるのだが
ここでも職員さんが親切に対応してくれて大助かり。
お医者さんをはじめ看護師さんや事務職員のみなさんの
仕事の大変さを当事者になって
あらためて思い知った。
心から感謝・感謝・感謝・・・
それにしても、コロナアプリの通知はなんなんだ?
新バージョンになったというお知らせがきてたけど
また不具合?
この件は、福井県から厚労省に報告がいくというので
苦情の電話はヤメにした。
コロナアプリに振り回された長~い1日だった。