真実のみが人を癒す・・
これは紛れもない真実であることを何度も何度も体験させられている
でも人間は・・いえ・・人間だからこそその真実を知っていたとしても時には
知らず知らずのうちに楽なほうへ・・楽なほうへと逃げてしまうものだ。
自分自身に嘘をついているとき
自分自身をごまかしているとき
自分自身を正当化しているとき
誰よりも自分自身が一番傷ついてしまうのだった。
「真実」・・・それは時に真正面から見るととてつもなく怖くなってしまうかもしれない。
辛くて、苦しくて、目を伏せてしまいたくなることもあるだろう。
真っ白な光に照らされて、自分の真っ黒な心の闇が浮き彫りになるとき、
それは時にとてつもない恐怖に思えてしまうこともあるだろう。
でも私はやっぱり見てみぬふりはできない。
目を伏せたほうが一時的には楽なのかもしれない・・
表面的には波風立たずに幸せなのかもしれない。
けれど、やっぱりできない。
偽りはやはり偽りでしかないのだ。
誰も私を裁いたりなんかしない。
裁いているのは他の誰でもない、自分自身なのだから。
自分がしたことは必ず返ってくる。
そして人は必ずどこかで帳尻合わせをさせられるのだ。
自分自身の深く傷ついた心・からだ・魂を唯一治癒の道へと向かわせる言葉がある。
それは一点の曇りもない、「ごめんなさい」という言葉その言葉こそが自分を真に癒す道に向かわせるのだった。
何も恐れることはない。
気づいたとき、人は何度でもそこからやりなおせる。立ち上がれる。
だから自分の感覚を麻痺させないで・・
自分自身から目をそらさないで・・
私は私こそがありのままのどんな自分もしっかり見てあげたい。
そして自分にもし嘘があるのだとしたら、勇気を持って
一点の曇りもない「ごめんなさい」を伝えたい。
そしてまた顔をあげて、涙をふいて元気に立ち上がって生きていきたい。
大丈夫だよ・・って優しく自分にいっぱい言ってあげたい。