卒業生A子:「あ~久しぶりに故郷に帰ってきたみたい。」
てんてん:「おかえりなさい・・・」
卒業生のA子さんが約1年ぶりにスクールに来てくださった。
1年前、JHASの資格を取得され「さて!これからいよいよアロマのお仕事をしていこう~」と
サロン名も決まった矢先・・・突然の病に見舞われてしまったA子さん。
A子さんはいつも大らかで、ほがらかで、優しくて、おもろくて、とっても涙もろくて・・・
京都校のみなさんからもとても信頼され慕われているエレガントでもあり肝っ玉母ちゃんだ。
そのA子さんが・・・突然歩くことも手を動かすこともできなくなってしまったのだ。
今日A子さんは目を潤ませながら話してくださった。
A子さん:「正直、もうこのままアロマのお仕事はできなくなってしまうのではないか・・と思った」と・・・。
人一倍がんばりやで今までたくさんのことを乗り越えてきたA子さんがそのように言うのだから
本当にてんてんの想像を遥かに超えて大変なこともいっぱいだったことだろう。
でも今日・・・A子さんは一人で遠くから車を運転してこられ、また階段もゆっくりだけど昇れるようになっていた。
なにより1年前にも増してキラッキラの笑顔と・・更に深みを増したおももちで元気なお顔を見せてくれた。
この1年、「起こることには全て意味がありそれは愛の中での出来事・・・」この言葉を胸に
西洋医学にも感謝してお世話になりながら、家族の協力の元、アロマで学んできたことを
ひたすら実践してきた日々だったと話してくれた。
「全ては自分からはじまっている」
これはホリスティックアロマセラピーの真髄でもある。
一見、どんなに理不尽に思えるようなことに遭遇しても自分が痛い目に遭うということは
必ず原因が自分の中にある・・・。
そのことをしっかりと認め、その自らの魂から送られた「病気」という名の
メッセージの意味に気付き、理解し、受け止め、反省して初めてその痛いメッセージは
不必要なものとなり治癒へと向かい始めるのだ。
てんてんもこのホリスティックアロマセラピーを学ばせていただいてからたくさんの
奇跡とも思えるようなことを自分自身の体験を通して、またたくさんの仲間の実臨床体験を
目の当たりにさせていただいてきた。
いえ・・それは奇跡のようにおもえてこれこそが本来の人間の姿であり、人間のもつ
素晴らしい自然治癒力というものなのでしょう。
癒されない傷はない・・・。
A子さんはこの体験を通して「真の自信」を手にされたようだ。
A子さんの今日の笑顔を見ていたらこの1年間という時間はA子さんにとって辛い日々でも
あり、でも・・・なにものにも変えがたいかけがえのない深い1年だったということを感じさせて
いただきました。
てんてんが今まで自分で体験したことや、また仲間のたくさんの奇跡を見せていただいてきて
実感していることは、人間の自然治癒力を最大限に引き出すキーワードは 「素直さ・・・」だと・・・。
素直な人はどんどん身体も癒され、心も癒され、魂も癒され、元気になり
幸せの階段をどんどんと昇っていかれている。これは間違いないように思う。
またA子さんが実際体験されたことはこれから多くの人達の勇気・・そして希望に
繋がっていくことでしょう。
A子さん・・・おかえりさない・・・。またA子さんの笑顔に会えてとてもとてもうれしかったです。
そしてありがとう・・・。本当にがんばってくださってありがとう・・・。