京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

ディプロマ試験

2009-11-12 20:44:30 | ホリスティックアロマセラピー

昨日、3名の生徒さんのディプロマ本試験に浜松までご一緒させていただきました。

ほんとは昨夜すぐに感想をUPしたかったのですが、お家に帰って少し用事を済ませ、お風呂に

入ってまゆっちの添い寝をしていたら・・・気がついたら・・・・朝でした~。

なぜなら一昨日の夜ほとんど眠れなかったのですぅ~~。

もちろんそれは不安や心配や緊張からではなく、もう楽しみで楽しみでわくわくして・・・

眠れなかったのです~。

ディプロマ試験前夜、京都は久しぶりにまとまった大雨が降りました。

当日も朝から雨が降り続いたのですが、そんなことはなんのその~~。

生徒さん達はほどよい緊張感に包まれていらっしゃるご様子で・・・

浜松本校までの道のり楽しくいろんなお話をしながら過ごさせていただきました。

いつものように午前中はすべてシェアの時間となります。

一昨日のブログにも書かせていただいたとおり、

最初は「なぜJHASの資格が取りたいのか?」

ふたつめは「今ここで一番話したいことを話す。」

(前もって用意してきた言葉ではなく今この瞬間に湧き出る想いをお話しする。)

という課題がだされました。

他校の生徒さん達も含めこれまで歩まれてきた道のりを聴かせていただきながら、

感動で目頭が熱くなることもありました。

京都校の3名さまもほんとうに素晴らしかったのです。

それは話の内容・・・ということではありません。(もちろんお話も素敵でしたよ~)

でも私が一番感動したのは3名とも普段とかわらない・・・京都校のお教室の時のままの姿

だったのです。

自分を飾ることもなく、大きく見せることもなく本当に堂々と素直なお気持ちをお話をされていました。

いつもこの瞬間・・・みなさまと共に歩んだ時間を思い出してしまうのです。

こんなこと書いていいのかしら・・・でもごめんね・・・書かせていただくね・・・。

特に最後の研究科・上級トリートメントのレッスンに入ってからは、なかな手技の手順が覚えられず

苦戦された方もいらっしゃいました。

本当にディプロマ試験まで辿り着けるかしら・・・と思ったことも正直ありました。

もちろんたくさんの時間をかければいつかは必ず辿り着けるのですけどね・・・。

でも・・・3名様共に、研究科・上級補講の最終段階に入られてからの成長はめざましくそれぞれがそれぞれに

自分の課題に気付かれ、「すごい!!どうしたの?!生まれ変わった~?」と思わず口から

出てしまうほどに施術が激変していったのでした。

先日こちらのブログにもちょこっと書かせていただいたのですが、最終段階では少してんてんも

厳しいこともお伝えさせていただくこともありました。

それをしっかりと受け止め、自分の成長へとつなげられたのでした。

人は耳の痛い厳しいことを言われると時に反発したくなることもあるでしょう。

それはその方がただ・・癒されていないからなのです。

癒されている人は他の人からの厳しい言葉・・・時に理不尽な言葉をいただいてもそれをしっかり

まずは「受け止める」ことができるのです。

癒されている人はどんな人からの言葉も謙虚に「一旦受け止めよう」と思うことができるのです。

今回3名様はてんてんの厳しい言葉をしっかりと受け止め進まれたのでした。

そしてそれは昨日のお昼からの実技試験にしっかりと表れておりました。

「手の温度・・・」これも香りと同様、決してごまかすことができません。

毎週京都校のレッスンの通っているときガンガンに手が熱くても、ディプロマ本試験になると

手が冷たくなってしまって温まらない・・という経験をされた方もたくさんいらっしゃいます。

なぜそのようなことが起こるかと申しますと「緊張」してしまうからなのです。

緊張すると手足がさぁ~~~~っと冷えてしまうのです。

なぜ緊張するのかというとそれはどこかで「自分をよくみせたい」という心の現われでもあるのです。

しかし・・・昨日の3名さま・・・・

な・なんと!!とても手が温かかったのです。

そのうえ施術がすすんでいくにつれ手の温度はぐんぐん上昇し、「熱い」というところまで行かれて

いたのです。

施術もとても丁寧で・・・・・・ほんとーーーーに成長された・・・堂々とした皆様の姿がそこにあ

ったのです。

そして皆様の表情もほんとうによかったのです。

よくぞ・・・ここまで・・・・

てんてん・・・そんなみなさまの姿をみて・・・正直・・・泣きそうでした・・・。

でも昨日は・・・昨日だけはぐっとこらえました。てんてんが涙をこらえられるって相当なんですよ。

必死のぱっちでした。

この涙は「合格~~!!」の代表の言葉の後にとっておきたいのでね・・・。

結果は受験者全員が不合格でした。

JHASのディプロマ試験は本当にレベルが高いと思います。

代表の言葉に改めて胸が熱くなりました。

「優しさはすべて指先に表れるのです。クライアントを包み込む優しい指先・・・。

お顔をそっと包むとき、肩を大きく包むとき、お顔のパッティングの時など、

まだその優しさや・・すべてを包み込みエネルギーというのが残念ながら足りません。

また今回の受験者の皆様はどこかまじめすぎるところがあります。いい意味でいい加減さが

大切なのです。もっともっと肩の力を抜いて・・・柔らかく大きくしなやかな施術ができるといい

ですね・・

これは普段からそういう生き方をしていないとトリートメントの時だけできる・・・ということは

ありえないですからね・・・。

基本をしっかりと修得するということはとても大切なことです。しかしこれからプロとしてお仕事を

していくうえで、10人のクライアントがいればそれぞれ10通りの施術があるのです。

同じ施術というのは決して存在しません。なぜなら人間1人1人違うからです。凝っている部分も・・

筋肉のつき方も・・ツボの位置もそれぞれに違うのです。1人1人に一番あった施術ができる・・・

これは施術者がしなやかでないとできないのです。」

代表は昨日何度も何度も「もっと肩の力を抜いていい意味でいい加減に・・・」とお話してくださいました。

その言葉はてんてんの胸にもずっしりと響きました。

まじめはいいことだけど、ちょっと度を越すと型にはまった感じで窮屈な感じがしますものね。

それではしなやかな施術は決してできないことでしょう。

「不合格」という発表をいただいた京都校の3名さまはどこか晴れ晴れとした表情をされておりました。

帰りの新幹線の中でも「本当に楽しかった~!」 「ここまでこれたことがうれしかった~!」と嘘

偽りのない思いでお話してくださいました。

てんてんは思います・・・。

まず浜松本校のあのディプロマ試験会場に辿り着き、あの場にいれたみなさまは本当に素晴らしい

と思います。

まだまだ自分の中になにかやり残していることがあれば決してあの会場に辿り着くことはでき

ないからです。

3名様にもお伝えしたのですが、あの場にいれた自分自身を誇りに思い、誉めてあげてほしいと・・・。

ここまでやっぱりがんばってこられた証なのですから・・・。

そしてディプロマ追試験は12/3(木)に決定いたしました。

3名は「うわぁ~~また本校に行ける~~うれしい~~~」

「広海先生に又会って指導していただけるなんてうれしい~~~」

と絶対周りからみたら試験に不合格になった皆様とは思えないほど良い表情をされていました。

それほど今回の不合格を意味のあるものとしてとらえられていたのでしょう。

私もまた12月・・・追試験にご一緒できることが楽しみでなりません。

本試験から追試験までのこの期間がまた・・・格別なのであります。(経験者談)

Mさん、Hさん、Nさん、、、素敵な時間を共有させていただけてありがとう~~。

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