京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

百人一首に想う

2012-03-07 23:39:00 | プライベート

 

まゆっちの百人一首好きはまだまだ健在でして

 

中学校にもし「かるた部」があれば迷いなく入る!!と言っております。

 

ちょうどこの季節になると学校でも百人一首大会が行われ

 

今季もなかなかがんばっているようです

 

みんなそれぞれお気に入りの歌があり

 

自分のお気に入りのものは絶対人にはとられたくないとそれぞれが思っているようです

 

まゆっちの一番お気に入りの歌は

 

「ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ  紀友則」

 

だそうです。

 

てんてんがどういう意味なん?って聴くとひとつずつ説明してくれます。

 

柔らかな春の日差しの中を、桜の花びらが散っていく。 

 

こんなにのどかな春の一日なのに、花びらはどうしてこんなにあわただ しく散っていくのか、

 

静める心はないのか、という歌。

 

 

まぁ~~しぶいとこいきますね。

 

なぜこの歌が好きかというと情景が目に浮かぶからだそうです。

 

 

同じくもうひとつお気に入りの歌は

 

「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ  崇徳院 」

 

山の中を激しく流れる川の水が、岩に当たってせき止められ、 

 

岩の両側から2つに分かれて流れ落ち、再びひとつにまとまる。
  

 

今は離ればなれになったとしても 「障害を乗り越えても必ず逢おう」という気持ちが込められている。

 

 

またまたしぶいとこいきますね~。

 

でもてんてん・・この歌はなんだかジーーンときてしまいました。

 

この歌は女性への激しい恋の想いをうたった歌だと思いますが、

 

男女関係なく、とても親しくしていた人となんらかの事情により会わなくなってしまう・・

 

もしくは会えなくなってしまうこともありますよね。

 

ちょうど昨日だったかな・・・

 

一番最初にお勤めした会社で大変お世話になってMさんのこと・・・

 

そして三番目にお勤めした会社で大変お世話になったIさんのことを思い出していたところでした。

 

Mさんはてんてんが当時高卒(当時18歳)で入社した会社の同じ部署の先輩で

 

その時Mさんは35歳でした。

 

当時は35歳の先輩ってものすごくものすごく大・大先輩・・・長老(ごめんなさい!!)

 

って思ってたけど、自分も今では軽くその年齢を超していてなんだか不思議な気持ちです。

 

確かにMさんはお局さんっぽくって最初の頃は結構ネチネチ言われたこともあったのだけど、

 

実は実はほんとはとっても人情が厚くて面倒見が良くて優しい先輩なのでした。

 

最初は「この人苦手やなぁ~~」って思ってたけど、次第にMさんのことがどんどん好きになっていき、

 

同期の子達と遊びに行くよりMさんと食事したりお茶したりするほうが楽しくてよくいろいろと

 

連れて行ってもらってました。

 

てんてんがその会社を退職したのが24歳の頃だから、かれこれ20年会っていません。

 

どうされているのかなぁ~って思っていたら夢まで見てしまって・・・

 

今までいろんなところで働いてきたけれど、やっぱり一番思い出深いのは一番最初に

 

お勤めした会社のことです。

 

「てんてん」というハンドルネームもこの会社の先輩につけていただいたんですよね~。

 

 

そしてもうお1人・・・3番目にお勤めした会社の先輩のIさん・・・。

 

この方は年齢的にはてんてんより一つ年上なのですが、とても聡明な方で

 

頭がよく、この時Iさんからたくさん経理事務のお仕事を教えていただきました。

 

Iさんにいろいろ教えていただいたおかげで、てんてんはなんとか今自分で

 

自分の仕事の事務処理ができ、確定申告までできるようになりました。

 

ほんとにありがたかったです。

 

この方も最初はちょっと苦手っぽかった方です。

 

あまりにもサバサバされていてあまりのサバサバさに(ハハ~~今はてんてん自身がそんな感じですが

 

当時のてんてんはその都度ズキッっとすることもあったのですが・・・(そんなウブなころもあったのね~~)

 

やっぱり時が経つとその方もほんとは面倒見がとっても良くて、優しい方だっていうことがわかってきたのです。

 

ずーーーっと前のブログにも書いたことがあったのですが、 

 

てんてんはこの会社のトップとちょっといろいろあって、

 

ある頃からトップにいろいろ言われるようになって

 

当時の未熟者てんてんは会社でそのトップの悪口ば~~っかり言ってたんですよね。

 

Iさんも最初はなにも言わずにだまって聴いてくださっていたのですが、

 

ある時まっすぐな瞳で

 

「確かに・・○○さんもひどいとこあるよ。 でも相手ばっかりが悪いんじゃないやろ?

 

自分にだって絶対原因があるはずだと思うよ。 相手のせいばかりにするのはどうかな?」

 

ってピシッ!!って言ってくださったんです。

 

でもてんてん・・このIさんのまっすぐな言葉でほんと目が覚めたというか・・・

 

この時、当時のてんてんとしては珍しく、言い訳が全くでなかったんですよね。

 

ほんとIさんの仰るとおりだ・・・。

 

私・・自分のことを棚にあげて人の悪いことばっかり言ってる・・

 

ってすごく自分が恥ずかしくなったのを覚えています。

 

最初のMさんもIさんも・・共通するところは一見冷たそ~に見えたり、怖そう~に見えたり

 

するのですが、そうではなくてほんと「素」というか・・ご自身に偽りがなく、

 

間違ったことをしたら「それは間違ってるよ!!」ってピシっ!!と言ってくださり、

 

でもてんてんが困っていたら一番に助けてくださる方達だったんです。

 

優しさがとってもさりげないのですね。

 

そんな素敵なお2人は・・今頃どうされているのかなぁ~って最近ほんとによく思い出します。

 

年賀状のやりとりも10年以上前ほどからなくなってしまったけど・・・

 

一度お手紙でも出してみようかなぁ・・・。

 

まゆっちとの百人一首話からこんなことを思った今日でした。

 

 

そうそう・・あとつけたしで・・

 

まゆっちがめちゃめちゃ暗いマイナス思考の歌を教えてくれました。

 

「あはれともいふべき人は思ほえで 身のいたずらになりぬべきかな  謙徳公」

 

あなたをずっと愛しく思っております。あなたに恋いこがれ続けても、 

 

そんな私のことを哀れだと言ってくれそうな女性は他に誰も 見あたらないまま、

 

むなしく無駄に死んでいくのでしょうか。

 

 

お~~い!!がんばろうぜ~~って励ましたくなるような歌や~~ってまゆっちが言ってました。

 

でもその時代は新しい恋をみつけるのは困難やったんかな?

 

いや・・そんなことないな・・光源氏とかすごいもんね。

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