先日、まゆっちがぼそっとおもしろいことをつぶやいた
「般若心経読んでみよかな」
な・なに!!朝から言い出すねん!! 突然どうしたん?
・・・と尋ねると
「ネットで、心がしんどいときはどうすればいい?と検索したらヤフーの知恵袋に誰かが
般若心経を読んだらいい・・って書いてあったから・・」
・・・と言うのだ
思わずふきだしてしまった
カエルの子はかえるやなぁ・・
そういう私も、20歳の頃はじめてお寺で生の般若心経を聴いたとき
意味もわかないのに、なぜだか涙がぽろぽろと流れたことがあった
私の家族は宗教一家でもないし、もちろん私自身も宗教とはほぼ無関係な人間
でも・・あの時わけもなくすっごい安心感に包まれるような気がしたのは嘘ではない
お経の響きからなんとなく「大丈夫だよ」そんなふうに言ってもらっているような感覚だった
今年のお正月に夫から紹介してもらった本・・「虹の岬の喫茶店」の著者である
森沢明夫さんが書かれた「22世紀の般若心経」という本をなにげに購入してみた
般若心経の意味を理解力の限りなく乏しい私にでもものすごくわかるように訳された本だった
(かわいい動物達の写真もいっぱい載っていて・・その動物の姿に癒される)
「なるほどぉ~~こういうことが書いてあったのか・・」と
26年前、はじめて聴いた般若心経に涙が流れた理由がわかったような気がした
まゆっちにこの本を貸してあげて「どうやった?」と感想を聴いてみたら
まゆっち:「う~~~ん・・ようわからん」
てんてん:「人間の苦しみも悲しみも自分の心が作り出した幻想にすぎない
だから自分の心の持ち方次第ですべてを変えていける・・・
自分が変わればすべてが変わる・・っていうことがだいたい書いてあんねん」
まゆっち:「やっぱりようわからん」
・・・と言うてたのでもう少し例とか出してわかりやすく説明してあげようかと思ったのだけど
これからまゆっちも自分の体験を通してこの言葉の意味を理解していったらいいと思うから
そのままにしておいた
まゆっちの塾でもそろそろ高校受験について先生から言われてるらしい
今のところ受験校をしぼりきれてない感じ
まだいいと思う
私らのときとは違って、公立高校も2校受験できるらしい
まゆっちも将来就きたい職業がぼんやりと見えてきたらしく(まだわからんけどね・・)
まゆっち:「お母ちゃん、○○高校でもまゆかがやりたい仕事・・できるかな?」
てんてん:「どこの高校に行ったとしても自分の夢は叶えられるよ!!自分の気持ち次第や!!
自分がやりたい!!という情熱さえあればどんなことでも叶えられないないことはないねん!!」
・・とついついこういう話になると熱くなってそう伝えましたら、ものすごうれしそう~な顔して
「ほんま???ほんまにぃ???」というので
「ほんまや!」と言うたら、
鼻歌を歌いながらお風呂に入っていきました
相変わらず怪しくもおもしろいまゆっちくんでした
中3になってもあんまり気持ち的にきゅーーーっとならんと普通な感じでいってくれたらなぁ~と思う