京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

まゆっちの恩返し

2017-07-29 07:46:28 | 娘まゆっち
昨日まゆっちが学校から帰ってきて話したくれたことです


学校の帰り道、自宅とは反対方向にあるケーキ屋さんに親友と2人クッキーを買いに行った


お店から出ると、ちょうど夕立が降りはじめ


最寄のバス停が運よく近かった為、バスに飛び乗り、ずぶ濡れになるのはまぬがれた


バスの窓から外をぼんやり眺めていると


一匹のリードをしていない白いわんちゃんが、ヨタヨタと雨にずぶ濡れになって歩いているのが見えた


そのわんちゃんは大通りを渡っていて、何台もの車が上手にわんちゃんをよけながら走ってくれていた


そして一台のバイクが走ってきてぶつかりそうになり


「危ない!!」と思ったけど、、バイクも無事わんちゃんをよけてくれて事なきを得た


まゆっちも、、そしてバスの運転手さんや乗客のみなさんも


心配そうに車内からわんちゃんを見ていた


まゆっちはその様子を見ながらドキドキしていた


一瞬バスに乗ったまま通りすぎてしまおうかと思った


けれど、、少し前・・うちのまりんも脱走したことがあって


あの時たくさんの人達の協力によって無事保護してもらったことを思い出し


次のバス停で慌ててバスを飛び降り、わんちゃんのいるところまで戻っていった


大きな白のラブラドール


まりんのようにとっても怖がりな子で、、むやみに近づいて噛まれたりしないかな?


恐る恐るわんちゃんに近づいていき


「おいで・・」と声をかけた


すると、わんちゃんはまゆっちの傍にゆっくりと歩いてきた


すごく人懐っこそうなわんちゃん


まゆっちはとにかく安全な場所に連れていかなくては・・と、


自分の学校に誘導しようと試みた


こういう時、携帯電話を持ってないことに少し後悔したようだ


(まゆっちは携帯電話を持つことがイヤで未だ持っていない)


わんちゃんはほんとに賢くて、、まゆっちの歩幅に合わせて歩いてくる


そして、、横断歩道のところにきてまゆっちが


「まて!」というとちゃんと待ってお座りをした


かなりしっかりとしつけられているようだ


どこから脱走してきたんだろう?


すれ違ったご近所の人らしき1人のおばさんに声をかけた


「すみません。このわんちゃん見たことありませんか?」


おばさん:「う、、ん・・この辺ではみない子だね」


まゆっち:「脱走してきたみたいなんです」


おばさん:「そうか、、、飼い主さんさぞかし心配してるやろね」


通りがかりのおばさんもご自身がわんことの生活をされているそうで


わんこをみて、いてもたってもいられなかったらしく


まゆっちと共に、わんちゃんを学校まで誘導するのに付き合ってっくださった


わんちゃんは老犬で、、ゆっくりゆっくりまゆっちと一緒に歩いた


しばらく歩いていると通りの向かいから1人の男性が


「○○!!」と大きな声で叫びながら傘もささずにこちらに全力で走ってこられた


「○○!!」その男性がわんちゃんに駆け寄り抱きしめて・・


「あーーよかったよかったぁぁ」とわんちゃんの頭を撫でながら


まゆっちとそのおばさんに


「ありがとうございます・・・本当にありがとうございます」と


今にも泣きそうな姿で何度も何度もお礼を伝えてくださったそうだ


聴くところによるとこのわんちゃんは先日盲導犬のお役目を果たし引退したばかりで


引退後、この男性のお家のわんことして生活をしはじめたばかりだったらしい


そして、、お家の玄関の扉を不注意で開けたままにしていて


その隙にわんこは脱走したらしいのだ


なるほど・・盲導犬だったわんちゃん・・


賢いはずだ


まゆっちからこの話を聴いて、飼い主さんがわんちゃんをみつけた時の気持ちを想像するだけで泣けた


わんこと生活している者なら、、その飼い主さんの気持ちが手にとるようにわかる


4月にまりんが私達家族3人が外出中に家から初めて脱走したときも


たくさんのご近所の方達の協力によって無事保護していただいた時の感謝の気持ちが蘇った


そして、、まゆっちが・・一瞬ためらったものの


バスを降りて、、雨に濡れながらもわんこを保護しようとがんばって試みたことも


親としてはまゆっちのその気持ちがとってもうれしかった


わんちゃん・・無事に飼い主さんの元にもどれて本当によかったなぁ・・。


気持ちがぽっ・・と温かくなった 
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