素敵な逝き方

冷えますね～～～


しばれます


今日はＭさんの基本科・初級　最後のレッスンをさせていただきました


Ｍさんからとっても素敵なお話を聴かせていただいたので書かせていただきますね。


Ｍさんのお母様は４０代で、ある日突然・・なんの前触れもなくご自宅で突然倒れられそのまま帰らぬ人・・となられたそうです


お母様はとてもバイタリティ溢れた方で、とにかく人を喜ばせることが大好き！！


仕事をバリバリされていて、夜も夕飯を作ったらまたお仕事ででかけられていく・・


という具合にお仕事を一生懸命されていて、とにかく周りを明るくされる方だったそうです


Ｍさんは幼い頃はお母さんがあまりお家にいないことで少し淋しい想いをしたことは


あったものの、ご自身が成長されていくうちにお仕事をものすごくがんばっているお母さんのことを


「私のお母さんかっこいい！！」と誇りに思われていたそうです。（素敵ですね～）


お母様のご葬儀にはたくさんのご友人や仕事関係の方が訪れられたそうです


そしてみなさんがお母様の早すぎる死にたくさんの涙を流されていたそうです。


でも・・Ｍさんは泣かなかったそうです


そのＭさんの姿を見て、お母さまのご友人達何人もが


「○○ちゃん、がまんせんと泣いたらいいねんで・・」と声をかけられたそうです


Ｍさんは心の中で思っていました


「お母さんは、みんなが泣くことを望んでいないと思う。


お母さんはみんなを笑顔にすることが大好きだったから、


泣かれるより、、笑顔で送ってほしい・・って思ってるはず。


だから私はがまんしてるんじゃない


みなさんももっともっとお母さんとの楽しかった思い出話や、


○○さん（←お母さん）にはこんなことで笑わせてもらったよ～～とか、、


愉しいお話しをして、笑って母をおくってあげてほしいのに」と・・。




そして、、つい先日のことになりますが、Ｍさんのおじさんが８８歳でお亡くなりなられ


Ｍさんもお通夜と葬儀に参列されたそうです


もちろん、涙を流されている方もらっしゃいましたが


８８歳といえば大往生


参列者の皆様達は「哀しみ」というよりも


故人に対して「ここまでようがんばって生きられたね～～」という敬意と共に


どこかみなさんの表情がとても穏やかで笑顔さえでてくることもあったそうです。


Ｍさんはこの時思われたそうです。


「私のお母さんの死は、、早すぎたから・・だからみんなあの時、いっぱい泣いておられたんだなぁ。


私は、、自分が亡くなった時、、おじさんと同じようにみんなに笑顔で送ってもらいたい、、って思うんです。


その為には、元気で長生きしなくっちゃ！」って思いました・・と、、、。


本当に・・本当に・・そのとおりだなぁ～って思いました。


私もＭさんと同じだなぁ・・。


私の場合、涙は２滴ほど流してもらえるとうれしいけど・・


その後は、私の昔の「お笑い伝説」なんかを語り合ってもらって


「てんてんっておもろかったよなぁ～～」って、みんなで笑ってもらえたら本望


その為には元気に長生きしなくっちゃ。


「素敵な（あっぱれ！！）逝き方」ができるように、愉しく生きていこう～・・って


Ｍさんのお話しを聴かせていただいて思いました(*^。^*)